どんなにゅーす？
・週刊文春が報じた下村博文元文科相・都連会長の加計学園からの200万円違法献金疑惑について、下村氏が「流出元」として強く非難した、下村氏の元秘書で都民ファーストの会から立候補している平慶翔氏が、下村氏の主張に対して「内部文書を持ち出したのは私ではない」全面否定した。
・下村氏は、過去にも暴力団関係者が経営する企業から闇献金を受け取った疑惑など、多数の政治とカネの疑惑が存在しており、以前の疑惑が現在もくすぶっている上に、今回の会見においても、不自然な点や不可解な部分を指摘する声も多い。
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下村氏元秘書、文書持ち出し「私ではない」
下村氏はまた、週刊誌の報道に絡んで、事務所の内部文書を元秘書が持ち出した可能性が高いとして、刑事告訴を検討する考えを示した。
これに対し元秘書の平慶翔氏は日本テレビの取材に、内部文書を持ち出したのは「私ではない」と否定している。
また、大手学習塾の経営者が日本テレビの取材に対して、下村氏の後援会が２０１２年に開いた政治資金パーティーのパーティー券５０万円分を購入したことを認めているが、その記載が収支報告書にないことについて下村氏は「一つ一つ調べたい」と述べるにとどまった。
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下村都連会長が加計学園からの闇献金疑惑を全面否定の中、下村氏に痛烈に非難された平慶翔氏は、下村氏の言い分を全面否定！「上申書も偽造されたもので私の筆跡ではない」
週刊文春で報じられた、下村さんの加計学園からの闇献金スキャンダルだけど、ご覧のように、下村さんから「内部資料を持ち出した犯人」と言われた平慶翔さんはこの疑惑を完全否定したわね。
またしても、両者の言い分が完全に食い違う事態であり、森友疑獄以降、一体何度こういうシーンを見ただろうか。
平氏は、下村氏が会見時に記者に配布した上申書についても「偽造されたもの」とした上で、自分の筆跡ではないと主張している状況で、これが事実であれば、下村氏は文書偽造の犯罪行為を犯していることになる。
（さらには、下村氏が話していた事務所費横領の件についても完全否定。）
この件については、筆跡鑑定を行なえばすぐに分かることだろうし、平氏の主張していることが果たして本当なのか、今後しっかりとチェックしていくことが必要だろう。
そして、平氏を攻撃している下村氏も下村氏で、彼が会見で主張したことに不可解な点がいくつもある。
まず、「どうして、加計学園の秘書室長が、（下村氏の代理で）加計学園と全く関係のない企業や個人から下村氏の寄付を集める役目を担っていたのか？」という部分が率直な疑問点として浮かび上がる。
この企業や個人名について、下村氏は「プライベートな部分なので…」と言いつつも、「今後調査していく」などと明言しなかったけど、この話がもし本当だったとしても、加計学園と下村氏が相当に深い間柄であることを決定付けることになるのは間違いないね。
（さらに、「企業名を今後調査していく」と言いつつも、「加計孝太郎理事長の名前はないことを確認した」と言っているのも、話がやや矛盾していて不可解な感じがする。）
#加計学園
下村博文クン ボロ出してますね。
『加計孝太郎の名前が無い』のは、確認したのに、
『11の個人・企業名』の確認はまだしてない？
何を確認して、『加計孝太郎の名前が無い』のを知ったのかな？
おかしな話だ。 pic.twitter.com/RzBZ4exxMy— ⓢⓐⓘⓣⓞ (@kentaro_s1980) 2017年6月29日
奥さんの今日子さんも、昭恵夫人と同様に、加計学園と大のお友達だものね。（今日子夫人は加計学園の教育審議委員。）
下村さんは、「都議選が終わったら丁寧に説明する」と言いながら、メディアに「それまではこの件を報じるな」みたいなニュアンスで報道圧力をかけるようなことも言っていたけど、結局肝心な部分は終始お茶を濁していたわね。
下村氏は、以前には大手学習塾の経営者からも、収支報告に記載されていない不透明な献金を受けていた事が発覚。
これについてもいまだにウヤムヤのままで、今回も記者からこの件を突っつかれた際に「一つ一つ調べたい」などとごまかしていたみたいだし、さらにはこれだけにとどまらず、暴力団関係企業からも献金を受けていたことも判明している。
以前よりこれらの数々の黒いお金のやり取りが分かっている以上、彼の今回の言い分も素直に納得できないものがあるし、本来であればこれらの疑惑についても、検察がすでに入っていてもおかしくないと言われてきた案件だからね。
なんせ、下村さんは、稲田さんと並んで安倍総理が挙げた「清和会四天王」の一人だし、昔から「CIA直属の下部組織」の自民・清和会は、どんな犯罪を犯そうと検察がほとんど動かないことで有名だものね。
下村さんが経世会や別の政党だったらとっくに逮捕されているんじゃないかしら。
まったく、過去の問題を挙げるとキリがない稲田氏といい、「安倍ファミリー」は”稀代の問題児”の集まりだね。
下村氏の今回の主張も、こうした過去がある以上、「はいそうですか」とはいかないし、各週刊誌やその他メディアも、下村氏や安倍官邸の卑劣な脅しに屈せず、どんどん詳しく掘り下げていくことが大事だね。
安倍政権発足後、かつてなかったほどにスキャンダルが次々噴出中で連日痛烈な批判に晒されている状態だものね。
稲田さんの超ど級の違法発言や今回の下村さんの疑惑といい、この先ますます政権支持が下がりそうなよう様相だし、まずは都議会選の結果をじっくりとウォッチしていくことが肝心ね。
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