中古車業界の闇!実体の無い「ペーパー車検」に注意!悪徳販売業者の被害に遭った消費者が怒りの実体験を暴露!

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_1461695595.81599_970ssさて、今回は「中古車業界の闇」ということで、悪徳中古車業者の被害に遭った実体験を紹介したいと思います。
あおいちゃんは、「ペーパー車検」っていう言葉は知っているかな?

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あおいちゃん普通ssaううん、車検って日本で車に乗るためには必ず受けなきゃいけないものよね?つまりは、書面上だけで行なってしまう車検ってこと?

_1461695595.81599_970ssああ。本来であれば、自動車を運転する上で最低限の走行性能を持っているかどうかを一通り検査して、そのチェック項目に合格しないと車検に通らないんだけど、これをあたかも検査したかのように偽装して、検査をパスさせてしまう「違法な車検」のことだ。(「闇車検」や「違法車検」と言われることもある。)
全くチェックしていないものもあれば、いわゆる手抜きチェックで通過させてしまうこともあるらしい。

車検の作業は、運輸支局(国の機関)と、それ以外に国が認定した検査員や設備が揃っている「指定工場」が行なうことが許されているんだけど、ペーパー車検というのは、この指定工場が「舞台」となっていて、つまりは指定工場を持っている民間の業者が、独自の裁量(つまりは手抜きや全くチェックすることなしに)で車検を行なってしまっているケースがあるということなんだ。

あおいちゃん驚きssaええ~?つまりは、粗悪な車を売りたい目的でそういうことをやっているってこと?

_1461695595.81599_970ssそういうことみたいだ。やはり、売り上げの少ない中小の中古車販売業者がやるケースがあるみたいだね。(例えば下記のような事例があるみたいだね。)

6千台を不正車検か 加重収賄容疑で修理業者を追送検 大阪府警など

府警交通捜査課によると、大喜容疑者は国土交通省から指定を受けた自動車検査員で、みなし公務員。2010年1月から昨年10月ごろまでの間、計6153台についてペーパー車検や手抜き車検を繰り返し、計約7300万円の利益を得ていた。

産経WEST 2015.1.23 17:24更新

・・・ということで、ここからは実際にペーパー車検(闇車検)を行なったと思われる中古車を購入した被害者の実体験を見てもらおう!(というか、これ、ボクの知人なんだけどね・笑。)

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自営業・60代永野さん(仮名)のケース

●2015年11月23日に、埼玉県内のある中古車販売業者Aから軽運送用の事業車両(ダイハツ・ハイゼットカーゴ)を53万円で購入。
(走行距離8万2千キロ、平成21年式、車検2年付き

↓永野さんが購入した中小企業の中古車業者A。ネットの情報サイトで見る限り、レビューの評価は悪くなさそうだが…。

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↓永野さんが購入した際の注文書、確かに「車検2年付」と書かれている。

3

・・・納車からおよそ1ヶ月、スタッドレスタイヤに交換するために、近所のガソリンスタンドに向かった永野さん。
その際に、店員から「サービスしますので気になる箇所を点検してみましょうか?」と薦められたという。

永野さんは「車検を取ったばかりだから多分大丈夫だと思う」と言ったところ、「問題なければそれでいいので、チェックだけでもいかがでしょう?」と言われたので、そのままチェックを受けることに。

ところが、ここで最初の大きな異常に気づかされることになったという。

ここで見つかった問題は以下の通り。

●バッテリーが酷く錆び付いていて腐食していた→すぐに新品に交換
●ミッションオイルの残量がほとんど無かった→7リットルを充填
●パワステオイルの残量がほとんど無かった→0.5リットルを追加

パワステオイルが無いという状態はほとんど聞いたことが無いが、永野さんは「パワステにしては異常にハンドルが重い」ことが前から少し気になっていたという。

 

さらなる異常が次々と頻発

購入からおよそ2ヵ月後の2016年1月下旬、仕事帰り中の永野さんにさらなるトラブルが襲いかかる。
メーター内にあるエンジン系のランプが突如点灯、すぐに近くのガソリンスタンドに駆け込み、チェックをしてみたところ、エンジンオイル漏れが発生しており、危険な状態になっていたという。
念のためにエンジン内のクリーニングをお願いしたところ、なんとエンジン内のオイルとエンジンルーム内が真っ黒に汚れていたという。

●ほとんど空になっていた(&真っ黒に変色した)エンジンオイルの交換&充填
●真っ黒になっていたエンジンルームのクリーニング
●オイルエレメントの交換

これらのメンテナンスを行ない、この辺りから永野さんの販売店Aに対する不信感が急速に高まりだすことに…

 

永野さんを襲ったさらなるトラブル…エンジンオイルが常に排気口から漏れ出す状態だった!?

翌月2月の仕事中、さらなる緊急事態が永野さんを襲う。
またしてもエンジン系の警告ランプが点灯。1ヶ月前にエンジンオイルを補充したばかりなのに、再び重大な異常がエンジン内に発生した模様。
この緊急事態に午後の仕事を急遽休んだ永野さんは、近くのガソリンスタンドに急行。すると、なんと再びエンジンオイルが空っぽになる寸前にまで少なくなっていたという。
あと一歩遅れていたらエンジン内が焼ける恐れもあったことを認識した永野さんは、ここで自動車を購入した販売店Aに怒りの電話を入れたという。

ガソリンスタンドで対応ができない状況だったことが分かり、ダイハツのディーラーに車を確認してもらったところ、エンジン内に重大な欠陥が発生しており、エンジンオイルが常に排気口から漏れ続ける状態(カーボンのような燃えカスが、絶えず排気口から出続ける状態)だったことが発覚。
エンジンを分解して必要な部品を交換するなど、3日程度車を預けて修理する必要があったことが判明したものの、あまりに一般的にもレアなトラブルだったゆえ、ダイハツのディーラーにも部品が入るのは4月以降、それまでの2ヶ月近くの間、4回もエンジンオイルを補充しながら仕事をしなければならない状況に陥ったという。

ここまで酷いと誰でも怒りが頂点に達しそうなものだが、永野さんが販売店Aにこの現状を説明したところ、悪びれもせずに「うちで修理する場合は有償になります」との返答だったという。

結局、販売店に対する信用度がゼロになっていた永野さんはダイハツディーラーに修理を依頼、エンジンの警告ランプに怯えながら、こまめにエンジンオイルを補充し、なんとか危機をしのいだという。

 

「瑕疵担保責任」の存在を知り、弁護士に相談、諸費用をA社に請求するも…

幸い、走行距離が10万キロ未満だったために、ディーラーの修理は(数十万円ほどかかるところを)無償で済んだ永野さんは、自動車業界に詳しい弁護士に相談し、「瑕疵担保責任」の存在を知る。
瑕疵担保責任とは、家や自動車など、命を預かるような商品を販売する際に、一般の人が購入する際に見つけることが困難かつ、重大な欠陥が見つかった場合に、販売者側がその欠陥を補償しなければならないという、民法上の法的責任のこと。
これは現状引渡し(ノークレームノーリターン)も含め、全ての販売行為に該当することから、一連のトラブルは瑕疵担保責任に該当すると永野さんは判断。
特に大規模な修理を必要とし、かつ重大な欠陥と判断できうるエンジン関連の諸費用(度重なるエンジンオイルの充填など計3万円ほど)を販売店Aに書面で請求したところ、数日後にAより郵送で返答があったという。

ペーパー車検の実態や、瑕疵担保責任に該当すると考えられる根拠など、丁寧に資料を作成した上で賠償請求した永野さんに対し、販売店Aからの回答は、

「お送りいただいた金額はお支払いいたしかねます」

の一文だけだったという。

・・・

_1461695595.81599_970ssこれが、永野さんと販売店Aとの一連のトラブルの経緯ということだ。

瑕疵担保責任のことや「ペーパー車検を御社はしているのではないか?」との問いに対しては、この販売店は一切ダンマリだったみたいだね。

あおいちゃんキレ1ssaちょっと…これはあまりに酷すぎない!?

ここまでありえないような問題が頻発するって、これ絶対にきちんと車検してないでしょ!?

_1461695595.81599_970ssうーん、ボクもそう思うなあ。そもそもエンジンオイルが真っ黒に汚れていたっていうのも、ちょっと普通じゃ考えられないなあ。(購入時にはくず入れのなかに吸殻が入っていたみたいだし、彼もその奥さんもどっちもとても怒っていたよ。)
どっちにしても、点検らしい点検も全くしていない状態で、車検つきで売っていることは驚きだね。

つまり、これはボクはペーパー車検(闇車検)をしている業者である可能性はとても高いかと思う。
もちろん、きちんと細かい検査をした上で販売している業者さんもたくさんいると思うけど、こういう悪徳業者は中小の業者全体に悪印象を与えるという意味で、とても悪質だ。

中古車を購入する際は、「こういう事実や実態がある」ということも認識した上で、慎重に業者を選んでクルマを購入してほしいとボクは思うよ。

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