【訃報】大橋巨泉さんが死去、82歳。鋭い視点での権力批判も。テレビの草創期を支えた巨星。

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マスコミ界の貴重な権力批判の急先鋒、ついに逝く

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大橋巨泉が臨死の床で綴った“最後の遺言”「安倍晋三に一泡吹かせて下さい」しかしテレビは巨泉の思いを一切報じず…

大物司会者の大橋巨泉氏が、一時意識不明状態に陥り、5月下旬より集中治療室に入っているとの報道があった。巨泉氏自身が、20年近く続けてきた「週刊現代」(講談社)の連載コラム「今週の遺言」で、明らかにしたものだ。

~省略~

その最終回の原稿の最後は、こんな文章で締められている。

〈今のボクにはこれ以上の体力も気力もありません。だが今も恐ろしい事や情けない事、恥知らずな事が連日報道されている。書きたい事や言いたい事は山ほどあるのだが、許して下さい。しかしこのままでは死んでも死にきれないので、最後の遺言として一つだけは書いておきたい。安倍晋三の野望は恐ろしいものです。選挙民をナメている安倍晋三に一泡吹かせて下さい。7月の参院選挙、野党に投票して下さい。最後のお願いです〉

【リテラ2016.7.1.】

 

管理人テレビの一時代を築いた大物がまた一人世を去ってしまった。
巨泉氏については、身体の状態があまり良くないとは聞いていたけど、またしても惜しい人を亡くしてしまったな…

あおいちゃん普通ssaうーん、大橋巨泉さんって、名前は何となく聞いたことがあるけど、この人ってそんなにすごい人だったの?

管理人ここしばらくはテレビ界からも一線を退いて、言論活動や実業家などをやっていたからね。

大橋氏は、草創期だった頃のテレビ界に様々な新風を呼び込んだという意味で、日本の近代文化史の中でも欠かすことの出来ない人物だったといえるだろう。

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「11PM」と「クイズダービー」、「世界まるごとHOWマッチ」など、独自のキャラクターを活かした司会で一時代を築く

管理人大橋巨泉氏(本名:大橋克巳)は、1934年(昭和9年)の東京生まれ。
放送作家やラジオパーソナリティ、タレントや司会者、文芸家、実業家など、その活動はあまり多岐に渡っていて、簡単に彼について語るのは容易ではないんだけど、何よりも、一世を風靡した深夜番組「11PM」や人気クイズ番組の「クイズダービー」などの司会を記憶している中高年の人は多いだろう

映画、音楽、ゴシップなどの一般大衆向けの軽妙で世俗的なトークから、戦争や政治などの難しいテーマまで、彼が日頃から語っていたテーマは実に幅広くて、ボクもラジオなどで彼の話に目からウロコが落ちたことも多かった。

2001年には民主党から政界進出の要請を受けて、小泉劇場の自民大勝の中で比例1位で当選したものの、党の方針に反発するケースが多く、徐々に党内でも浮いた存在に。
当選後わずか6ヶ月で辞職した後は、「民主党がまさかここまで非民主的な党だとは思わなかった」との言葉を残した。

こんなエピソードからも分かるように、彼は「その後の民主党の辿る道」を当時から予期しているかのようなコメントを繰り返し行なっていたのが、なんとも印象的だね。

 

安倍政権を痛烈批判、死の直前の「遺言」が今になって話題に…

管理人このように大橋巨泉氏は、目上や権力に対する批判も恐れない人物だった
マスコミ界にはびこる圧力や軋轢にも屈せずに、政界や政党に対する批判も痛烈に繰り返した

その中でも、最近の安倍政権に対する批判は記憶に新しい。
秘密保護法や安保法案の強行採決時にも怒りをあらわにしては、民主主義を軽視した手法にずっと警鐘を鳴らし続けてきた

そして、自身の死を悟ったつい先日、先のリテラに出ている「遺言」を亡くなる直前に残したというわけだ。

この中に綴られた言葉の一つ一つを読んでいるだけで、彼の必死な思いと最後の力を振り絞った訴えに、胸が締め付けられるような思いがするけど…残念ながらこんな「最後の声」も、ほとんどマスコミに取り上げられることなく、参院選の結果を見て、失意のうちに亡くなってしまったようだ。

研ぎ澄まされた感性と先見性を武器に、常に時代の最先端を見ながら、次々流行やムーブメントを作り出していった大橋氏のこの「遺言」は、非常に重たいものだとボクは思う。
どうか、大橋氏のこの言葉に耳を傾けた上で、日本国民も真剣に色々なことを考える必要があるんじゃないかな。

あおいちゃんかなり困りssa巨泉さんって、そんなにすごい人だったのね。
た、確かに、死の直前に残した「この言葉」は結構重いわね。
昔のマスコミ人には、こういう権力に真っ向から向かっているような人も多かったのね。

管理人美輪明宏氏や先日亡くなった永六輔氏など、戦争を知っている世代の芸能人は安倍政権を批判している人が多いけど、彼らのような声こそボクたちは耳を貸して、真剣に考えてみる必要があると思う。

石田純一氏のように、完全に力によって発言権を封じられてしまっている芸能人も多い中、特に忌憚のない政権批判をしている芸能人の声はとても貴重なものだ。
こうした、一般国民が厳しく目を光らせて、おかしなことにはどんどん声を上げていく「民主主義」の根幹を取り戻すためにも、今一度大橋氏の言葉や彼が残したものに目を向ける必要があるのかもしれないね。

 

まとめ

管理人大橋巨泉氏の死は、(すでに彼自身は一線を退いているものの)かつてのマスコミの一時代の終焉を表しているように思う。
永六輔氏もそうだけど、権力に対しても恐れずに言いたいことを言っていた芸能人が次々去っていくのは、とても寂しいのと同時に、ますます息苦しい時代の到来の予感を感じざるを得ない

石田純一があのような状況になってしまった中、信念を曲げずに自由で忌憚のない言論活動を展開する芸能人が彼らの代わりに出てくることを、強く願わずにはいられない。

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