【茨城・大洗事故】2万2千ベクレルのプルトニウムが検出された作業員の被曝総量は36万ベクレルか!血液や骨、内臓までが被曝した恐れ!

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どんなにゅーす?

・茨城県大洗町の日本原子力研究開発機構大洗研究開発センターで発生した放射性物質の被曝事故について、肺から2万2千ベクレルのプルトニウムが検出された作業員の被曝総量の推計が36万ベクレルに達する上に、血液や内臓、骨までが被曝した可能性があることが分かったとのこと。

・さらに、ウランやプルトニウムが入ったビニール袋が破裂した際に、5人全員が手足などに外部被曝したとの情報もあり、ずさんな管理体制の元に作業が行なわれていた疑いが高まっている。

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体内へ総量36万ベクレルか
原子力機構の作業員被ばく事故

日本原子力研究開発機構「大洗研究開発センター」(茨城県大洗町)の作業員被ばく事故で、肺から2万2千ベクレルの放射性物質プルトニウムが計測された50代の男性職員について、機構がこの計測値を基に、男性職員が体内に取り込んだ放射性物質の総量を36万ベクレルと推計したことが8日、機構への取材で分かった。

前例のない高レベルの内部被ばくをしており、機構などは、長期的な健康影響につながるかどうか調べる。

機構によると、男性職員は、肺で2万2千ベクレルが測定されていることから、放射性物質は鼻から気管支を経て、血液に入り込み、内臓や骨にも取り込まれた可能性があると推定される。

【共同通信 2017.6.8.】

「ビニール破裂は想定外」国内最悪の内部被曝事故、またもずさん管理

原子力機構の大洗研究開発センター(茨城県大洗町)にある燃料研究棟。6日朝、作業にあたる職員5人が分析室に直径10センチほどのステンレス製の保管容器を持ち込み、分析用の作業台に載せた。保管容器の中には、プルトニウムとウランなどの酸化物が入ったポリ容器が、二重のビニール袋に包まれて入っていた。

午前11時15分ごろ、50代の男性職員が6本のボルトを緩めて保管容器のフタを開けると、突然、ビニール袋が破れ、中にあった放射性物質が飛び散った。この職員は2万2千ベクレルのプルトニウムを吸い込み、近くにいた3人の肺からも放射性物質が検出された。保管容器は1991年にフタを閉じた後は、一度も開けたことがなかったという。

原子力機構は「この作業でビニールが破れるとは想定していなかった」と説明。作業マニュアルでも、この作業を密閉された特殊な箱の中ではなく、前面のガラスの一部が開いた状態の作業台で行う手順にしていた。

職員が付けていたマスクはフィルター付きで口と鼻を覆うタイプだった。どのような経路で吸い込んだかは不明だが、マスクと顔の間に隙間があったり、放射性物質がまだ浮遊しているのにマスクを外したりした可能性が考えられている。顔全体を覆うタイプのマスクを使っていれば、内部被曝は防げたかもしれない。

【ハフポスト(朝日新聞) 2017.6.8.】

原子力機構大洗研究開発センター燃料研究棟における汚染について

2.作業者への対応状況
核燃料サイクル工学研究所において、作業員全員に対し、肺モニタにより測定を行った結果、Pu-239とAm-241について、最大でそれぞれ2.2×104Bq及び2.2×102Bqが確認された。

【日本原子力研究開発機構大洗研究開発センター 2017.6.7.】

↓これらの記事が出た6月6日の時点では、作業員5人の被曝は軽度と報道されていた。

原子力機構
研究室で5人被ばく 袋破裂、手足などに付着

原子力機構によると、6日午前11時15分ごろ、燃料研究棟内の分析室で定期点検中、ウランとプルトニウムの酸化物数グラムが入ったビニール袋が破裂。5人が手足などに被ばくし、うち3人は鼻の中に約2~24ベクレルの放射性物質の付着が確認された。

5人は防護服を着て、半面マスクを付けていた。原子力機構によると、5人の被ばくの程度は軽く、健康に影響があるレベルではないとしている。ビニール袋が破裂した原因は分かっていない。

【毎日新聞 2017.6.6.】

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またしても、原子力施設における有り得ないまでの「ずさん管理」と「隠蔽体質」が露呈か?

出典:日本原子力研究開発機構大洗研究開発センター

茨城・大洗の作業員被曝事故ですが、今になって衝撃的な報道が出ていています
肺から2万2千ベクレルのプルトニウムが検出された男性総被曝量は36万ベクレルと推計された上、血液や骨、内臓にも取り込まれた可能性があるとのことです。

ようやく大手メディアも、作業員男性の健康被害の可能性を報道し始めた感じだね。
これはまさに前例のないほどの被曝状況だといえ、さらには毒性が強いプルトニウムを大量に吸い込んだことで、深刻な健康被害が出てくる可能性があるだろう。

それにしても、ご多分にもれず、今回の被曝事故も色々と酷すぎる部分が目立っている
5人全員の手足にも付着し、外部被曝したとの報道も出ているけど、これを見る限り、全身ガードの防護服を着ていたのかどうかも怪しい感じがしてきたし、第一報を見てみると、ご覧のように「5人の被ばくの程度は軽く、健康に影響があるレベルではない」などと当初は原子力機構が発表していたようだ。

相変わらず、重大事故の深刻度を「後出し」する体質は全く変わっていないし、むしろ以前よりも酷くなっている可能性すらある。
なんせ、すでに国民が前例のない重大な原子力事故を経験し、多くの国民が原子力に対して不安を持っている中、電力会社や政府が強引に原子力政策を再スタートさせてきている状況だ。

んな中で、またしても重大な原子力事故が発生してしまったのだとしたら、当事者は「どうにかして国民に隠したい」という強い意識が働くのは、誰が考えても分かるだろう。

…ということは、今後重大事故が発生した際には、福島事故以上の酷い隠蔽や軽微に偽った情報の流布や拡散が行なわれる可能性が高いということですね。

今回の事故でもすでにそうした動きが見られるからね。
この記事でも触れたけど、今でも当事者たちが出来る限り事故の真相や情報公開をやりたがっていない様子も見られるし、今でも隠されている情報がもっとあるかもしれない。
安倍政権にとっても、再び国民から原発反対の声が盛り上がってくると都合が悪いので、出来るだけ隠蔽したいという意識が働くのも容易に想像できる
(実際、この政権は日頃から様々な情報を隠蔽したりウソをつきまくっているので、原発関連の情報においても迷いなく国民にウソをつくことだろう。)

すでに福島原発事故によって、人類は「原子力は人の手に負えるものではない」ことを身を持って経験したし、現に世界の潮流は、福島原発事故を契機に原発から足を洗う方向で進み始めている。
元々、CIAエージェントの正力松太郎や、日本を支配している米・イスラエルの軍産複合体が「軍事的な思惑」の元に日本に持ち込まれた原発だけど、今や地元経済に強固に組み込まれるシステムを作られてしまったせいで、原発依存からなかなか脱出できない状況に陥ってしまっている。

このままでは、いずれまた福島事故のような過酷事故が起こってしまう可能性があるし、北朝鮮がここまでミサイル発射を乱発させている以上、国防の観点からも今後も原発政策をやり続けることは危険だとボクは思うよ。

さらにはミサイル以外にも、地震や津波、民間航空機の墜落事故や9.11のようなテロなどのリスクもあります。
世界でもここまで狭い国土に原発が密集している国は他にありませんし、それだけに、(確率論で見ても)どこかの原発が事故を起こす可能性が飛躍的に高まりますからね。

やはり、客観的・俯瞰的に見ても、現在の社会情勢で原発に依存し続けるのは危険だといえるでしょう。

これに加えて、ここまで当事者たちの安全管理や報道体制がお粗末なんだから、どこをどう考えても危険だし、今回の事故も起こるべくして起こったものだといえるだろう。

やはり福島原発事故から全く当事者の体質が変わっていなかったことが証明されたし、国民も現在の日本の現実をしっかりと捉えながら、もっと強くおかしなことや理不尽なことに対して声を上げるべきなんじゃないかな。

改めて、原子力の分野においては日本の「闇」が凝縮されていることを実感してしまいます。
今回もきちんと情報公開がされるかがとても不安ですし、今後の報道を注意深く見ていく必要がありそうです。

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