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自民党・中谷前防衛相が、安倍総理を「あいうえお作文」で批判!ジャーナリストの田中龍作氏「加計疑獄は自民党良識派からのリークだった」

自民党・中谷前防衛相が、安倍総理を「あいうえお作文」で批判!ジャーナリストの田中龍作氏「加計疑獄は自民党良識派からのリークだった」

どんなにゅーす?

・2017年6月3日、自民党の中谷元前防衛大臣が地元の高知県南国市での集会で、安倍総理を「あいうえお作文」を用いて間接的に批判する一幕があった。

・中谷氏は「安倍晋三首相に『あいうえお』の5文字を贈りたい。あせらず、いばらず、うかれず、えこひいきをせず、おごらず」と話し、政権側は、森友や加計疑獄で国民の理解を得られる説明をしっかりと行なう必要があることを強調した。

・また、ジャーナリストの田中龍作氏は、ツイッター上で「加計疑獄は自民党良識派からのリークだった」と明かし、自民党内にも安倍政権に強く反対している勢力がいることを示唆した。

えこひいきを… 前防衛相、首相に「あいうえお」で忠告

前防衛相の中谷元・衆院議員(高知1区)は3日、高知県南国市で開かれた自民党支部大会でのあいさつで、加計学園や森友学園を巡る問題に触れ、「もりそば、かけそば。忖度(そんたく)したのかという問題があるが、しっかり政府が答えを出すべきだ。李下(りか)に冠を正さずで、政治に公正性がなければ国民の理解は得られない」と述べた。

中谷氏は、支部長を務める党県第1選挙区支部大会の冒頭であいさつ。両学園の問題について「安倍晋三首相に『あいうえお』の5文字を贈りたい。あせらず、いばらず、うかれず、えこひいきをせず、おごらず」と忠告した。

【朝日新聞 2017.6.3.】

↓話題になっている田中龍作氏のツイート。

石破氏・麻生氏に続いて中谷前防衛相も安倍総理に対する苦言・批判を開始!

出典:ウィキペディア

昨今の安倍政権による森友・加計・共謀罪等の”モラル崩壊”の事態を受けて、中谷前防衛相までもが安倍総理に対する苦言を「あいうえお作文」で表現しました。

はっはっは。小さな子どもに教えるような「あいうえお作文」を用いて苦言を呈したというのも、歴代でも類を見ないほどの「反知性総理」への当てつけなのかな?

それから、ボクも以前に、「加計疑獄をメディアにやらせているのは”ポスト安倍”を狙っている自民党内部の勢力なのでは?」などと書いたはずだけど、いよいよ実際にそのような情報が出てきたね。

元文科省の前川前事務次官が(安倍政権の脅しにも怯まずに)各メディアに内部事情を次々証言しているけど、恐らく官僚の内部にも、(省庁・部署によっては)安倍政権の常軌を逸した独裁体勢に対して、かなり強いストレスを持ち始めている人たちがいることが予想される。

この前の記事でも「今の国会は異常」「僕らは給料泥棒だ」と打ち明けた自民党議員がいることを紹介したけど、「さすがにこれはおかしい」「狂っている」と感じながら、渋々上の意向に従っている与党議員は確かに複数いると見て間違いなさそうだ。

 

ここまで末期的な状況にもかかわらず、それでも安倍政権がなかなか倒れないことが「最大級の問題」であり、ここに「数の恐ろしさ」がある

ここまで多くの国民が安倍政権の現在の「異常性」を理解しており、自民党内ですらも「おかしい」と感じている議員が次々出ているにもかかわらず、それでも安倍政権がなかなか倒れないのはあまりにも奇妙ですし、こんなことは恐らく戦後の日本で一度もなかったかと思われます。

はっきりと言えるのは、「ある程度野党の力があり、安倍政権がここまで議席を持っていなければ、とっくに安倍政権は終わっている」ということだろう。
何度も書いていることだけど、いかんせん国民は、「野党が情けない・信用できない」などという理由で、あまりにも安倍政権に大量の議席を持たせてしまった
(ただし、不正選挙によっていくらか不当に自民党の議席が水増しされている可能性はあるかもしれない。)

とにかく、なんだかんだ言って、「数の力」は絶大だ。
ポスト安倍を狙っている野心的な自民党議員も、この数に圧倒されていることで、なかなか思い切った戦略に出づらいし、(河野洋平氏のような一線を退いた人間でない限り)ダイレクトな批判もなかなか展開させづらいがために、石破氏や麻生氏、中谷氏のような「もやっとした批判」になってしまう

野党も野党で「どうあっても採決されてしまう」との絶望感や諦めから、”本気モード”の闘争心に中々火がつかないし、さらには安倍政権はマスコミをも強力に内部に取り込んでしまったことで、ますます政界や社会全体に停滞感・閉塞感が支配するようになってしまった。

こういう構図がまた、様々な立場にある人たちの間で忖度が忖度を呼び政権中枢がどんどん驕り、腐敗していく「悪循環」を生み出しているんですね。

この圧倒的な数による「悪循環と閉塞感」が結果として、身内の犯罪揉み消しや、抵抗勢力の捏造スキャンダルなど、政権内の無法行為の横行までをも生み出すまでになってしまっているのが現在の安倍政権だね。

ボクの感覚としては、(反知性の若手・中堅ばかりの)維新議員よりもむしろ(まだ多様なスタンスの政治家がいる)自民議員の方が安倍政権に静かな怒りを持っている議員がいそうな気がしているけど、それでも、どこか「狂っている」と思いながらも、それを誰も中々口にしようとしない
…これは非常にまずい状況だ。

ここまで安倍政権に議席を持たせてしまったのは、曲がりなりにも私たち国民です。
ですので、せめてこのような状況を生み出してしまった責任を取って、国民自身の力で安倍政権を終わらせ、少しでもまっとうな政治に引き戻していく必要があるのではないでしょうか?

ここまでの安倍一強でなければ(=もう少し与野党のバランスが整っていれば)、恐らく、秘密保護法も安保法も、カジノ法も、そして今回の共謀罪も(議題にこそあがったとしても)強行採決されることなく廃案となっていたことだろう。

とにかく、安倍政権をここまで巨大化&長期化させ、かつてないまでに腐らせてしまったことは、日本の社会と国民の生活に大きな悪影響や損失、深い傷を残してしまったことは間違いないだろう。
ボクたちは、この大きな失敗を反省し、せめて、少しでも失われた時を引き戻すべく、一日も早くに、もはや自浄能力すら完全に失ってしまっている安倍政権に引導を渡すべきなのではとボクは思うよ。

まさに、これから先こそが、私たちの日本国民の民度が試される時ですね。
一人でも多くの国民にもっと現実をしっかりと見つめてもらい、「民主主義の本当の意味」を思い出してもらえるように、私も管理人さんと一緒に頑張っていきたいと思います。

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