問題の「手紙」には、殺害の具体的な計画と自民党・安倍総理への”敬意”と”お願い”が…
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出典：ゴシップ速報
長くて読みたくない人のために要約
・日本のために、世界のために障害者470を●します
・決して快楽殺人ではありません
・どうか安倍晋三様にお伝え下さい
・僕の人生色々ありました
・医療大麻を認めてください
・パチンコ排除してカジノ作って下さい
・日本軍を設立して下さい
・心神喪失ってことで罪軽くして下さい、あと報酬５億下さい
・安倍晋三様によろしくお願いします。大事なことなので２回言いました
↓カジノを推進、日本軍の設立、フリーメイソンを応援しているような節も…。
出典：炎上まとめ速報
相模原の障害者大量殺傷事件の犯人、植松聖容疑者が大島衆院議長宛てに送った手紙の内容が明らかになった。
手紙には、今回犯行に及んだ「津久井やまゆり園」や、もう一つの施設に入居している障害者、あわせて470人を殺害する計画を綴っており、職員は殺さずに障害者のみ殺害するということ、そして、自らを無罪にしてもらい、社会復帰に必要な整形手術などの費用負担のお願い、日本や世界を救うために計画を実行する決意をした、などの内容が手書きで綴られている。
なにこれ？？？
ちょっと、あまりにヤバイ世界に行っちゃっているような感じね。
こんな行為が世界を救う行為ですって？？絶対狂っているわ。
気になるのが、安倍総理や大島衆院議長など、自民党の政治家に対する言葉遣いが非常にへりくだっていて、彼らに対する深い敬意やシンパシーを持っていることが感じられることだ。
ネット上の自民党の支持者においても似たような節が感じられるけど、元々何らかの差別的思想を持っていて、これが極限までエスカレートしたことで今回の凶行に繋がったという可能性はあるかと思う。
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ナチスの「優生学思想」に影響を受けているのでは？との声も…
もう一つ気になるのは、彼が障害者に対して異常なまでの憎しみや差別意識を持っていたことは間違いないかと思うけど、これがナチスが提唱していた「優生学思想」の影響を受けているのではないか？という指摘があることだ。
かつてのヒトラー率いるナチスドイツは、ユダヤ人などの異教徒や白色以外の異民族、同性愛者、そして精神障害者などを「高潔なドイツ民族を劣化させる悪の根源」などと差別した上で、優れた白人のみで交配させることで世界最強の国家を作るといった「優生学思想」を推進させた。
そして、これらの優生学から外れた人間たちを安楽死させる「T4政策」を実際に行なったんだけど、この容疑者はもしかしたらこんなナチスの思想に強く共感していたのではないだろうか？
日本でも、在特会を中心としたネオナチ系の団体がいくつかあるけど、彼らの中にはやはり自民党や安倍政権の信奉者が多い。
このような人たちが集まっているようなサイトでは、やはり女性や障害者などの社会的な弱者やマイノリティを差別する書き込みが多くあるけど、この犯人もこのようなサイトに深く入れ込み、よりおかしな思想が助長されていった可能性がある。
思い起こせば、少し前に起きた女子大生アイドルの刺傷事件の犯人も、やはり安倍政権に傾倒していた節があって、安倍政権を批判する若者をバカにしたり、女性などに対する差別的な書き込みが見られたけど、この両者の犯人は共通する部分があるようにも思える。
それは、どちらも「極論」と「敵＆味方の単純な二元論」に頭が支配されていることだ。
どちらの犯人も、一方的な思い込みに基づき、自らの心の中に強い「敵」というものを（勝手に）作り出し、その被害妄想に強く支配されている。
自民党系のまとめブログやその読者なども、なんでもかんでも「右翼や左翼」で全てをカテゴライズして、「安倍政権に反対するやつはすべて左翼（敵）」という思想に支配された人々が、安倍政権の応援と、それに対する野党の中傷に明け暮れているけど、これがエスカレートしてしまうと、こんな思考に頭が支配されていってしまうのかもしれないな。
ナチスの「T4政策」、とっても怖いわね。
この犯人も「障害者の人たちを安楽死させる世界を作る」なんて言っていたみたいだから、なんだかかなり似ているし、こんなナチスを崇拝していた可能性は充分あるわね。
なんせ、自民党のトップの政治家までもが「ナチスの手口を学んだかどうか？」なんて言っちゃうくらいだからね。
彼もそれに影響を受けて、モロに学んでしまったのかな？
なんにしても、安倍政権の面々はネオナチ団体ともかなり繋がっているみたいだし、その支持者も、思考を極限まで単純化＆極論化させた差別主義者が多い。
もっと世界の多様性や複雑な構図などを理解する姿勢を持ち合わせないと、この先ますますこうした思想の弊害を受けた、おかしな人間が生み出されていく可能性があるかもしれないね。
独裁者や強い権力に憧れ、それらを支持する”社会的弱者”たち
この男も、アイドル刺傷事件の犯人も、どちらも安倍政権に傾倒していたみたいだけど、どっちも安倍政権によってどんどん厳しい境遇に置かれてきている社会的に弱い人たちよね。
なんで、自分たちの首を締め付けている安倍政権をみんなこんなに支持しているのかしら？
これについては歴史が証明しているんだけど、民衆の生活が不安定になればなるほど、なぜか強い権力者や独裁者が支持される傾向があったりするんだ。
「肉屋を支持する豚」なんて揶揄する言葉もあるけど、なぜ自分たちを虐げるような独裁者を彼らは支持するのか？
これは、自らの持つ「不安な心」から発せられる「依存心」が関係しているのではないかと言われている。
将来が見えなくなったり、日頃の社会環境に強いストレスを感じていたりすると、人はその「拠り所」や「安定」、「強さ」を求めるようになりやすい。
もっと包括的に広い視野で物事を判断できる能力を持っていれば、それが「自殺行為」に繋がることが分かるはずなんだけど、その能力を持ち合わせていない人は、より「単純な世界」を自ら作り出し、「敵と味方」の二元論に走っていく。
今、世の中は安倍総理が絶対的な権力を持っていて、ネット上も彼らを応援するようなサイトに溢れている。
そうした集団の中に入っていくことで彼らは「安心感」を得て、ますます自分たちの世界から外れる考え方や人々を「反日・左翼」として、ののしり、攻撃する。
この容疑者の手紙を見て誰もが「うわっ！」って引くと思うけど、実は、似たような思考に支配された人間たちはこの日本にはたくさんいるということだ。
うちのサイトにも時々、ちょっと理解に苦しむような、極限まで単純化され、強烈な「二元論的思考」に支配された人の書き込みが届くことがあるけど、このようなちょっと危ない思考がネット上に氾濫し続ける限り、また第2第3の植松容疑者のような人間が出現するのではと、ボクは危惧しているよ。
（この記事で、そんな「右翼・左翼に凝り固まる思考の危うさ」について詳しく述べているので、良ければ読んでもらいたいと思う。）
なるほど・・・とにかく、全てを「敵＆味方」でカテゴライズする考え方は、正常な思考や判断能力を奪うことに繋がって、とっても危険ってことね。
ネットを見ても、そんな差別思想や似たような思考に取り付かれている人たちが多くいるみたいだし、この先とっても心配になってくるわ…。
すでに殺されてしまった人は二度と戻ってこないし、二度とこんな悲劇が繰り返されないように、私も強く願っているわ。
まとめ
・・・そもそも、ネット上に蔓延しているこんなナチスのような「優生学的な思想」は、誰によって広められたのか？
ボクは、これこそ、自民党（世耕氏筆頭のネット工作部隊）がナチスの手口を学んで、長年かけてネット上に根付かせていったものと見ている。
今や、まとめサイトも”そのようなもの”が大量に乱立し、多くの人々がニュートラルな思考を奪われ、敵＆味方の「差別主義」や「右翼・左翼」の強烈な思想に洗脳されきってしまっている。
こんな考え方は時に、このような「立場の異なる他者への強い憎しみ」に変わる可能性もあり、非常に危険だ。
世の中が「敵と味方」の二つしかないなんていうのは、完全なる誤った考え方だし、世界はそんな単純なものではない。
ネット界にはびこっているこんな悪しき風潮を少しでも変える為にも、そして、植松容疑者のような新たなる”モンスター”を生まないためにも、もっと世界の多様性を理解し、他者への”攻撃性”や”依存心”を捨てた上で、冷静でニュートラルな思考を持てるように、意識の変革がネット上に広がっていくことを願っているよ。
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