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東京五輪協賛宝くじのキャッチフレーズが「まるで戦前」と話題に!「私たちも、ニッポンのお役に立ちたい。」

東京五輪協賛宝くじのキャッチフレーズが「まるで戦前」と話題に!「私たちも、ニッポンのお役に立ちたい。」

「こんなに当たりそうもない宝くじは見たことない」との意見も…

2020東京五輪を応援!宝くじ発売

2020年東京オリンピック・パラリンピック大会を応援する宝くじ、「東京2020大会協賛くじ」が17日から発売されている。

2020年大会の応援を目的にした「東京2020大会協賛くじ」は、17日から全国で一斉に発売され、銀座では元バドミントン選手の潮田玲子さんがアピールした。

【日テレNEWS24 2016.8.17.】

 

管理人東京オリンピックを応援する目的で行なわれている「東京2020大会協賛くじ」のキャッチコピーが「ヤバイ!」と話題になっているようだ。

ボクも見させてもらったけど、ご覧のように「私たちも、ニッポンのお役に立ちたい。」なんて書かれていて、これは確かに少し危険な匂いがプンプンしているね。

あおいちゃんむっssaほんとだ!
東京オリンピックの協賛目的で、頑張る日本選手を応援したいだけなのに、これがどうして「私たちもニッポンのお役に立ちたい」になるのかも、ちょっとよく分からないわね。

宝くじは戦時中は戦費調達のための手段だった

管理人日本はかつて、戦争中に深刻な資金不足に陥って、国民から何とかお金を集めようと色々な手段を講じたんだけど、その一つに宝くじがあったとのこと。

元々江戸時代から「富くじ」という名前で、庶民の間でくじを楽しむ文化はあったんだけど、一旦これが禁止された後、昭和19年に戦費調達を目的にした「勝札」という現在の宝くじの元祖が発売。

これ以外にも、「愛国貯金」や(戦後ほとんど紙くずと化した)「戦時国債」など、ありとあらゆる手段で国民から戦費を集めたんだけど、今回発売された東京五輪の協賛くじも、当時の「勝札」と同じようなノリでこのキャッチコピーを考えたのだろうか

↓戦時に発売された「勝札」。
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出典:探検コム

↓愛国貯金の広告
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出典:探検コム

↓国民貯蓄運動の宣伝広告

出典:探検コム

 

まとめ

あおいちゃん驚きssaそ、そうだったのね!今の宝くじって、そもそも戦費調達の目的で作られたものだったのね。
そういう意味じゃ、今回の東京五輪くじのキャッチフレーズも、妙に当時とリンクしてちょっと不気味ね。

管理人そうだね。
どちらにしても、最近の安倍政権や政治全体が、「国民はお国のために尽くすもの」との思想や認識が浸透しつつあるような気がするのが、なんとも気味が悪いね。
それに、(長野の時はあんまり気にならなかったけど)どうも東京五輪は「国威発揚」や「愛国心」を高める目的が前面に出ていて、戦時の全体主義に近い空気を発し始めているのも気になる部分だ。

本来ならば、税金を払っているボクたちが国に尽くされなきゃならないのが近代民主主義の考え方だし、ボクもそれが当たり前の姿だと思っているけど…もうそろそろ国民がこれに反対の意思を示していかないと、”この流れ”が行くところまで行ってしまう危険性があると、冗談抜きで思っているよ。

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