共謀罪に対する「懸念の書簡」を送った国連ケナタッチ氏、安倍政権からの抗議に批判!「私の懸念に対して返答が無い」「中身の無いただの怒り」

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どんなにゅーす?

・2017年5月23日、安倍政権が強行しようとしている共謀罪について、「プライバシーを侵害し、国民の言論や表現を制限する恐れがある」と懸念の書簡を送った、国連特別報告者ジョセフ・ケナタッチ氏は、安倍政権から「懸念は全く不適切」との抗議を受けたことを受け、「中身のないただの怒りだ」と批判のコメントを出した。

・ケナタッチ氏は、安倍政権側から関係者を通じて1ページあまりの抗議文書を受け取ったことを明らかにしたものの、その中身は「プライバシーや他の欠陥など、私が多々挙げた懸念に一つも言及がなかった」といい、安倍政権に対して不信感をあらわにしている。

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「共謀罪」書簡の国連特別報告者 日本政府の抗議に反論

【ロンドン=小嶋麻友美】安倍晋三首相宛ての公開書簡で、「共謀罪」の趣旨を含む組織犯罪処罰法改正案に懸念を表明した国連のプライバシー権に関する特別報告者ジョセフ・ケナタッチ氏は二十二日、菅義偉(すがよしひで)官房長官が同日の記者会見で抗議したと明らかにした日本政府の対応を「中身のないただの怒り」と批判し、プライバシーが侵害される恐れに配慮した措置を整える必要性をあらためて強調した。電子メールで本紙の取材に答えた。

ケナタッチ氏によると、「強い抗議」は十九日午後、国連人権高等弁務官事務所を訪れた在ジュネーブ日本政府代表部の職員が申し入れ、その後、約一ページ余りの文書を受け取った。しかし、内容は本質的な反論になっておらず「プライバシーや他の欠陥など、私が多々挙げた懸念に一つも言及がなかった」と指摘した。

抗議文で日本側が、国際組織犯罪防止条約の締結に法案が必要だと述べた点について、ケナタッチ氏は「プライバシーを守る適当な措置を取らないまま、法案を通過させる説明にはならない」と強く批判。法学者であるケナタッチ氏自身、日本のプライバシー権の性質や歴史について三十年にわたって研究を続けてきたとし、「日本政府はいったん立ち止まって熟考し、必要な保護措置を導入することで、世界に名だたる民主主義国家として行動する時だ」と訴えた。

ケナタッチ氏は日本政府に引き続き、法案の公式な英訳文とともに説明を求めている。菅官房長官は二十二日、ケナタッチ氏の書簡に「不適切だ」と反論していた。

【東京新聞 2017.5.23.】

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予想通りに、安倍政権はケナタッチ氏に対してほとんど説得力のある反論を送らなかった模様…

出典:Twitter(@aritayoshifu)

国連の特別報告者のケナタッチ氏から共謀罪に懸念の書簡を安倍総理に送ったことに対して、安倍政権がこれに強い抗議を行なっていましたが、これに対してケナタッチ氏は、「中身のないただの怒りだ」と批判のコメントを発表しました。

どうせ、まともに正面から懸念を打ち消すような反論を出せるはずもないだろうと思っていたけど…やっぱり、ほとんど中身のない反論と抗議の内容しか書かれていなかったみたいだね。
なんせ、国内でもケナタッチ氏と同様に同じような点で多くの懸念や批判が出ているけど、いずれも政権側で納得がいく説明が行なわれた試しがないし、(内政干渉との批判はあるとしても)ケナタッチ氏が言っている「中身の無いただの怒り」「私の懸念に一つも答えていない」は全くその通りだろうね。

安倍政権は前代未聞の「反知性政権」ゆえに、日頃から法治国家や立憲主義の大原則も全く理解していないみたいだし、以前に強行採決させた安保法も今回新たに強行採決しようとしている共謀罪も、いずれも憲法そのものに違反する内容が含まれた、平和主義や民主主義の原則を根底から覆す「重大な問題」を数多く含んだ法案だ。

つまり、安倍政権は、自らに都合のいいようにあれこれ国家のルールや原則を捻じ曲げた法律を次々作っているがゆえに、その問題点を鋭く指摘している意見に対して、ただ激しくキレたり、頭ごなしに否定するしかないし、そもそもそうするしか能がないんだよ。

まさしく究極の反知性ですね…。
権力維持と拡大のためなら、どんなルール違反も暴挙もためらわない、前代未聞の独裁政権です。

今回わざわざ「蚊帳の外」のケナタッチ氏がおせっかいを焼いて安部政権を批判してくれている感じだけど、これでも驚くほどに「当事者」である日本国民の間での反対の声がイマイチ盛り上がっていないというのは本当にマズイ状況だ。
まさしく、日頃からの(御用)マスコミによる「歪んだ情報のシャワー」を浴び続けてきたことで、多くの国民が相当に深く洗脳(3S政策による愚民化洗脳)に掛かっていることを感じるし、まるで安倍政権に引きずり込まれるかのように、日本社会全体にすごい勢いで「反知性」が蔓延しつつあるように思えて仕方ないよ。

ケナタッチ氏の懸念についても完全無視の上で、民主主義の根底を壊す暴挙に突き進む動きを見せている安倍政権ですが、この局面においては、少しでも「深い眠り」から目覚める国民をどんどん増やしていくことしか、これを止める手立ては無いようです。

事態はとても難しい状況だけど、少しでもそうした「きっかけ作り」に貢献できるように、ボクたちもこれからもっと頑張っていこう。

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