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こういう批判コメント(苦情?)が来たので紹介します!

こういう批判コメント(苦情?)が来たので紹介します!

管理人こんにちは!ゆるねとにゅーす管理人です。

さてさて、年も無事に明けまして、管理人も束の間の休息を取ろうと思いつつも、各所での新年の挨拶などに追われつつ、結局普段とあまり変わりない忙しさを過ごしております。
皆さまは楽しく穏やかなお正月を過ごしていらっしゃいますでしょうか?

今回は、新年早々に(記事のネタとして使えそうな)中々興味深い苦情(?)というか「叩きコメント」が届きましたので、これを紹介しようかと思います。

「米軍が救出したことに触れていない」から”偏向サイト”認定!?

【横須賀市小川町】「さいか屋百貨店」の立体駐車場の5階から車(ワンボックス)が転落!男女3人が死亡し、2人が重傷!

管理人この、横須賀で発生した3名の方が亡くなられた痛ましい事故ですが、後に多くのメディアにて、すぐ近くにある米軍基地の人たちが大きく潰れた車の中からケガをした男の子の救出に協力したとの情報が出ています。

(上の記事のコメント欄を見ていただくと話の大筋が分かるかと思うのですが)この苦情コメントを投稿した方は、「米軍兵士が真っ先に助けた情報を載せていない」「だから、とんでもない偏向情報サイトだ」とうちを叩いていらっしゃるわけです。

事故が発生し、これを伝える第一報が出た直後くらいにこの記事を作成したのですが、実は、まだその時点では報道機関によって情報に若干のばらつきがあり、どこまでそれらの情報の精度が高いものなのかが分かりかねた状況でしたので、こういう場合には、若干手探りをしながらソースを選びつつ、慎重に情報を載せていく必要があったりします

例えば、同じ米軍の件でいえば、オスプレイが沖縄で墜落した際も、第一報の大手メディアの報じ方はまさかの「着水」だったわけですが…これも大手メディアの内容通りに記事化していいものか、様々なソースを確認していたところ、一部メディアが出してきた事故機の写真を参照した結果、当サイトは「墜落」と表現することを決断し、記事化したわけです。

今回の事故の件に話を戻しますと、確かに「米軍関係者が救助活動に参加した」とのソースは一部で出ており、当初はその内容も記事の中に掲載したのですが、これらの情報がどこまで正しいものなのかの確証がその時点で持てなかったために、迷った挙句、この時点では掲載を見送ったわけです。

何故、ここまでボクがどうするべきか迷ったのかといいますと、この報道を利用して「ここまで米軍は日本の為に尽力してくれている、だから日本にとって在日米軍は絶対に必要だし、日本も米軍に忠誠を誓うべきだ」といった論調に持っていこうとする勢力(=この件を政治利用しようとする勢力)が、間違いなく出てくることを分かっていました。
だからこそ、こうした話が一人歩きし、より誇張されて報じられる可能性も頭によぎり、この情報についてはとりわけ慎重に扱うべきだと考えたわけです。

・・・とまあ、そういった経緯もありつつ、現在でも当該記事では米軍関係者の方々が救出に協力した旨を掲載していない状況(記事を作成した当初のまま)でありまして、これをこの方は「マスゴミと同じくらいの偏向報道だ!」と叩いているわけですが、、、そもそも(「自己責任」や「風評被害」なんかとともに)最近妙にネット上で目にする単語である「偏向報道」って、一体何なのでしょうか?

「偏向ではない」「公平中立」な報道なんて、そもそもこの世に存在しない

管理人そもそもよく考えてみると、「一般の日本人が救出活動を行なったこと」「米軍関係者が救出活動を行なったこと」を区別して、「米軍関係者が救出したことは絶対に報道しなければいけない」って、なんか変に思いませんでしょうか?

そもそも日本人でも米軍の兵士でも、事故に遭った人を必死に救出する行為自体、どちらも勇敢で尊敬されるべきものですし、同じ重みであるはずです。
当該記事では、「日本人が救出にあたった」とも「米軍関係者が救出にあたった」とも、どちらとも書いておりませんし、にもかかわらず、この方は「米軍が救出したことを書いていない」ことを理由に、「偏向報道サイトだ!」と断じているんですね。

この時点で、この方が主張していることそのものが「偏向している」ことは完全にお分かりかと思いますが、よくよくさらに考えてみると、「偏向報道ってとどのつまりは一体何なの!?」ということにぶつかります。

この方の頭の中では、「米軍の活躍」を欠かさず紹介することが「偏向ではない公平中立な報道」なわけですし、その一方で、ボクにとっては「偏向報道」という言葉自体がある意味インチキで、「論理破綻」していると考えています

つまり、「偏向報道」なんてものは存在しないというか、逆説的にいうと、この世にある情報サイトや報道機関そのものが全て「偏向している」わけなんですね。

たとえ、一切の私情や意見を挟まず、事実を淡々と述べるだけのニュース番組であったとしても、「どのニュースを取り上げるか」「この事件をどこまで伝えるか」など、結局全ては、制作する側の思想やセンス、権力からのしがらみなど、作り手側の「さじ加減一つ」によって決まるわけですし、これも世の中全ての人が目にすれば、必ずどこかの誰かが何らかの不満を持ち、「偏っている」と感じるのは必然なわけです。

・・・ボクが何を言いたいのかと言いますと、つまりは「偏向報道」という言葉を用いて、事あるごとに(今回の件のように)対象にするものを叩いている人たちは、(意識・無意識にかかわらず)この「言葉」を”正義”のごとく自在に振りかざすことで、自らにとって面白くない(=都合が悪い)番組やサイトを潰そうとしているということなんです。
(アメリカでにわかに始まっているトランプ応援サイトを「ロシアの支援を受けた偽情報サイト」と決め付けて、これを潰そうとしている運動も、基本的には構造は同じです。)

「自己責任」や「風評被害」もそうですが、知恵のある「黒幕」が、こうした「魔法の言葉」を編み出し、市井の人々がその”欺瞞性”に気がつかないようにあれこれ工夫をしながら、こういう言論弾圧や洗脳の仕掛けを行っているというわけです。
恐らく、こうした言葉を振りかざしてサイト叩きに励んでいる人たちは、あまり深いことは考えず、(それが「正義」だと信じた上で)こうした風潮にモロに影響を受けてしまっているか、上からの「指示通り」にただ従順に行動しているだけでしょう。

つまり、この世に存在するありとあらゆる報道機関も情報サイトも、全てが「偏向」していますし、それでいいんです。

だからこそ、「報道の自由」は絶対に必要なわけでして、頭の中が「一つのもの」に凝り固まらないように、色々な考えを持つキャスターやコメンテーターの存在と、多様な生き方やスタンスを持つ各人が、権力や営利団体からのしがらみのない自由な意見を述べる、多くのニュース番組や情報サイトが必要ですし、国民は(民主主義的な思考を得るためには)「それ」を求めていくべきなんです。

だからボクは、いちいちどこかの「安倍礼賛&野党叩きサイト」に対して「偏向サイトだから今すぐ閉鎖しろ!」なんてわざわざコメントしにいったり威嚇したりしませんし、それぞれがそれぞれの立場に応じて自由にやっていればいいと思っています。
ですがその分、自民党支持者にとって面白くないような(うちのような)サイトを「偏向サイトだ!」などと中傷しにやってきたり、「偏っている」ことを理由に脅しや弾圧を行なうような行為については、断固として反対をしますし、こうした「偏向報道」という”まやかしの言葉”を駆使して、自民党にとって邪魔な番組やサイトを潰すようなやり方は、道徳的・民主主義的な観点では、絶対に間違っていると思っています

・・・てなわけで、こうした安倍政権やネット支持者(工作員)の欺瞞や矛盾、おかしいと感じた部分を細かく分析し、強く批判し続けている、いわゆる「偏向しまくり」な当サイトではありますが(笑)、こんな奇特なサイトを気に入っていただけている方は、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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