国連安保理、北朝鮮への制裁決議を全会一致で採択!北への石油輸出制限など盛り込み!米は中露に配慮し大幅譲歩の形に!

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どんなにゅーす?

・2017年9月12日(日本時間)国連安保理で北朝鮮への制裁決議が全会一致で採択され、北朝鮮への石油輸出制限や北朝鮮の繊維輸出を禁止するなどの内容が盛り込まれた。

アメリカは当初石油の全面輸出禁止を掲げていたものの、中露の反対を考慮し、最終的に大幅譲歩した形になった。こうしたトランプ大統領の対応について国内外では様々な声が飛んでいる。

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国連安保理:北朝鮮制裁決議を全会一致で採択-石油禁輸は見送り

同決議採択は全会一致だった。決議は北朝鮮の石油精製品の輸入を年間200万バレルに制限。北朝鮮の繊維輸出を禁止するほか、北朝鮮の貨物船の運営会社が公海上の検査に同意しない場合に同船舶の資産を凍結する権限を各国に付与する。
ヘイリー米国連大使は採決後に同理事会で、「新たな危うい情勢に対応してわれわれは行動している。これらは北朝鮮への制裁としてはこれまでで最も厳しいものだ」と発言。必要なら、米国は引き続き北朝鮮の核開発阻止のために単独で行動する用意があると述べた。
北朝鮮はまだ、国連決議に対する反応を示していない。韓国は12日、北朝鮮は依然として技術的に核実験を実施する準備ができている状態だと指摘した。韓国の李洛淵首相は同日、最終的には対話のみが解決策であるものの、今はまだ北朝鮮との対話の時期ではないとの見解を示した。
拒否権を持つ常任理事国であるロシアと中国の説得に成功したことは米国の勝利と言える。しかし、当初目指していた石油禁輸と金正恩朝鮮労働党委員長の資産凍結の除外を余儀なくされた。また今回の制裁強化が北朝鮮に核プログラム停止と交渉再開を促す可能性は低い。

【Bloomberg 2017.9.12.】

出典:Wikipedia
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トランプが行なってきた「米国覇権後退(=中露の影響力アップ)」政策が如実に表れた今回の譲歩劇

北朝鮮に対する国連制裁決議が採択されたけど、この緩やかな制裁内容に対して、特に安倍シンパの人たちがかなり怒っちゃってるみたいね。
そりゃ、北朝鮮敵視と威嚇合戦を何とか盛り上げて、国民にミサイル攻撃の危機を刷り込みたい安倍政権(対米隷属派)にとっては、あんまり面白くない内容といってもいいんじゃないかしら?

今回のアメリカの大幅譲歩について「トランプはヘタレ」やら「アメリカの敗北」などという声も多く聞こえるけど、これはボクは、トランプが最初からある程度計算していた流れであると見ている。
俯瞰的に見てみるとぼんやりと分かってくるけど、トランプはかつてなかったくらいに極限まで北朝鮮を強い態度で脅してきているにもかかわらず、実際には本気で軍事攻撃に踏み切るつもりはあんまりない(そもそもできない)ことが見えてくる。

むしろ、トランプが北朝鮮を強く脅して、米朝の対立を煽っている本当の目的は、今回の危機を通じて中国を北朝鮮問題の対処に本格的に引っ張り出させ、これを機に主体的に中露に北朝鮮の管理をやらせることで、中露の国際的な影響力をアップさせようとしているように見える。
こうした動きは、やがて、アメリカを北朝鮮の脅威から後退させることに繋がり、最終的に北朝鮮の「中国の属国化」とともに、米朝のチキンレースを終わらせることにも繋がる

まさに今回の国連決議も、トランプは中国ロシアに最大限の花を持たせる対応をしており、中露もこのトランプの異例の対応に全面的に応えた上で、異例の早さで全会一致の採択を実現させた。

ボクとしては、今回のトランプの対応で、やはり彼は中露の影響力を世界的にアップさせる行動を取っていることを再確認できたし、本心としては金王朝を本気で滅ぼす気は無いことが見えてきたよ。

ネオコン軍産に取り込まれつつあるように見えているトランプさんだけど、軍産としても金王朝が滅びちゃって北が無力化することは(在日在韓米軍のプレゼンスが低下する上で)強く嫌がっているし、何とかネオコンのご機嫌を取りながら(自身の政策だった)中露の世界的影響力をアップさせている点で、かなり上手に着地できた感じね。

とにかく、これでしばらくは破滅的な事態は回避できそうな感じだけど、やはりトランプは今までにいないタイプの米大統領でなかなか面白い人物だ。
北からネオコンの影響力が低下し、中露が本格的に北の管理に乗り出すことで、どこまで北が大人しくなるかは分からないけど…せめて米朝の激しい(自作自演に近い)対立が解消されれば、今までよりは穏健化する可能性は高いだろう。

やはり、トランプは従来よりネオコンが世界中に撒いている偽旗やヤラセの紛争・戦争の種を摘んでいるように見えるし、中東やアジアでのアメリカの影響力を後退させ、その代わりに中国ロシアの影響力をアップさせるような政策を隠然とやっているのは確かなようだ。

今回の国連決議もまさにそんなトランプのやり方がよく表れた結果になったけど、トランプのアメリカ・ロシア・中国のタッグが続く限り、日本もいよいよ盲目的な「対米隷属」から卒業しなきゃいけない時期に差し掛かり始めて来ているのは確かだね。

戦後にCIAから徹底的に刷り込まれた日本の隷米思考は、韓国以上に凄まじいみたいだし、まずは私たちが従来の洗脳から脱することで、国民が主導して官僚や政治家に従来からの大きな方針転換を浸透させていく必要がありそうだわ。
どちらにしても、世界のパワーバランスが大きく変わり始めてきていることを、今回の国連決議からも感じ取れるわね。

そうだね。
今後どこまでトランプが旧来の軍産ネオコンの妨害に耐えられるか分からないけど、今後の朝鮮情勢や世界の動きについて注意深く見ていく必要がありそうだ。

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