どんなにゅーす？
・鴻池元防災担当相が会見を開き、「籠池夫妻と面会した際、金銭の入った封筒を渡そうとしてきた」と話したことに対し、籠池氏は「渡そうとしたのは商品券だった」と釈明した。
・また、鴻池氏は2014年と15年に森友学園から10万円ずつ、計20万円の献金を受け取っていたことを明らかにしており、これを返金する意向を示している。
・さらに鴻池氏は「私が見ていないところで秘書が金を受け取っていたら、私が責任を取る」と話した。
|
|
|
紙包み「無礼者と言って投げ返した」鴻池氏
鴻池元大臣は、自らが便宜をはかったことはないとの認識を示す一方で、「秘書が行政側に電話くらいすることはあるかもしれない」と述べた。
その上で、秘書がもし現金などを授受していた場合には、「私が責任を取る」と強調した。
また、鴻池元大臣は２０１４年の４月に、籠池理事長側が面会の際に紙包みを渡そうとして断ったことを明らかにした。
自民党・鴻池元防災相「土地の件で、財務省か金融庁か、何とか一つ、頼んでほしいと言って、紙包みを差し出したわけ。金だと思ったから、確かめずに無礼者と言って投げ返した。で、帰れと。ぼくはもうその場出ましたけど。その後は知りません」
また、籠池理事長側から２０１４年と２０１５年に合わせて２０万円の政治献金があり、返金するよう指示したと述べた。
森友学園理事長「商品券渡そうとした」
鴻池元防災担当大臣の発言について、学校法人森友学園の籠池泰典理事長は「渡そうとしたのは商品券だった」と述べ、現金を渡したり口利きを依頼したりしたことは一切ないと否定しました。
籠池理事長の話によりますと、３年ほど前、参議院議員会館の鴻池元防災担当大臣の事務所を夫婦で訪れ、鴻池氏と面会したということです。その際、箱に入ったデパートの商品券を手渡そうとしましたが、鴻池氏は受け取らなかったということです。
これについて、籠池理事長は「商品券は、いろいろなところにあいさつに行く際に、ふだんから持っていっているもので、特別なことではない。商品券の金額ははっきりと覚えていないが、箱のまま渡そうとしたと思う。お会いしたのは思想的に共感するものがあったので、あいさつにうかがっただけで、口利きは絶対にお願いしていないし、お金を持っていったこともない」と話しています。
|
|
|
森友から献金を受け取っていた鴻池氏、しかし「本丸」は別の可能性が大
な、なんだか、一気に事態が複雑化していた感じがするわね！
ただ、籠池理事長が実際に安倍総理も含めた複数の政治家と接点があって、土地取引でも特別な便宜（ズル）を図ってもらうよう、金品を用いてあれこれ働きかけていたことはいよいよはっきりしてきたわ。
まったく、国民の10億円近くの大切な財産を不当に独り占めするべく、こんなやり方で政治家に働きかけて、「何とか政治の力で安く！」なんてしつこくすがり付いていたなんて、この時点で保守でも右翼でも何でもないし、ただのセコイ泥棒夫婦と言っていいような感じだけど…ひとまず、籠池氏本人も、政治家にお金に準ずる換金可能なものを渡そうとしたことは認めたわけだ。
そして、籠池氏もこの封筒について「受け取ってもらえなかった」と言っているので、やはりボクは、（以前に政治献金は受け取ったみたいだけど）鴻池氏本人が土地取引の便宜に関して籠池氏から直接的にお金かそれに準ずるものを受け取った可能性は低いと見ているよ。
ただ、秘書がお金を受け取っている可能性はあるかもしれないし、その時は鴻池氏も「責任を取る」と断言しているので、その場合にはきっちり「有言実行」してくれればいいだろう。
そして、鴻池氏も積極的に真相究明に協力してくれるみたいだし、「野党は頑張れ」とも言ってくれているので、その通りに野党には是非とも頑張ってもらって、真相究明に向けて全力を挙げていってもらいたいと思うよ。
そうよね。
そうなると、やっぱり他に「真犯人」がいるってことになるのかしら。
とにかく怪しい政治家が他に「1名」いるけど。
そうなると、あの怪しい「タイミングの一致」や「謎の大阪訪問」が指摘されている「あの人物」がスポットを浴びてくるのは避けられないところだね。
鴻池氏が籠池夫妻と会って、封筒を突き返したのが3年前（2014年）の4月とされているけど、例の土地取引に関する取り決めなどがとんとん拍子で進んだ「奇妙なタイミングの一致」の時期は2015年の9月の上旬だ。
この間に、土地取引のキーマンと言える当時の迫田理財局長と安倍総理が会談し、自民党関係者も訝しがるほどの安保法制で忙しかった時期での安倍総理の謎の大阪訪問があり、そこで木造建築関連の補助金交付が決まり、その翌日に安倍昭恵氏が名誉校長就任の講演を塚本幼稚園で行なっているという、あらゆる出来事がいっぺんに凝縮しているのはすでにネットで明らかにされている通りだ。
これは一つの推測だけど、籠池夫妻は、当初は鴻池氏に土地入手に関する便宜を図ってもらおうと、金品を渡して篭絡しようとしたものの、これが失敗したことから、次は安倍総理夫妻の元に擦り寄り、何らかの賄賂を送った上で、土地入手に関する便宜を図ってもらい、その返礼として、（結構な待遇で）昭恵夫人の名誉校長のポストを用意した…とすれば結構辻褄が合う気がするけど、果たしてどうなのかな。
引き続き、色々な関係者の証言を集め、また籠池氏・迫田氏・昭恵夫人など当事者たちの参考人招致を行ない、徹底的に事実関係を洗い出していく必要がありそうだ。
鴻池氏の意味深発言「安倍夫妻は乗せられた」
ちなみに、鴻池氏が会見時に「安倍夫妻は籠池氏に乗せられた、気の毒や」と話していたことが個人的には気になった。
この発言についてそのまま受け取ると、「安倍夫妻を擁護している」ってことになるけど、ボクは、これは鴻池氏が遠まわしに「真犯人」を暗示させているような気がしてならないんだ。
なぜなら、鴻池氏は、こう言いつつも「野党は頑張れ」と言いながら、「真相究明に尽くすべきだ」との意思を示している。
自身が真犯人であれば普通はこんな発言は出てこないだろうし、鴻池氏は”逆説的”に自身が感じている「真犯人」を伝えようとしたのではないだろうか…ってボクはちょっと思ったよ。
た、確かに、安倍総理を守ろうとしたりかばうんだったら「野党は頑張れ」なんて言わないはずだし、実際には、この人はすでに安倍総理を完全に見限っているってことなのかもしれないわね！
いよいよ本丸が近づいてきているとともに、さまざな広がりや様相を見せてきた森友疑惑だけど、果たして全てが明るみになる日はやってくるのかな？
それとも、その前に誰かの辞任や死を持って真相が闇に葬られるか…今後も予断の許さない展開が続きそうだね。
この記事が「良かった」「共感した」「参考になった」「役に立った」と思ったら、カンパ（ご支援）いただけますと嬉しいです！
●(new)クリエイター支援サイト「Ci-en」を通じた支援（クレジット・銀行振込・電子マネー等多くの支払い方法に対応）
100円～50,000円まで、自由に金額を設定しチップを贈ることが出来ます。（Ci-enを通じた詳しい支援の仕方はこちら）
↓「Ci-en」を通じた当サイトへのご支援はこちらから↓
●「note」を通じての支援（ゆるねとにゅーすイメージソングの購入…価格500円・税込・クレジットまたはモバイル決済）
楽曲の購入とは別に、クリエイターサポート機能を利用することで、100円～1万円までご支援いただけます。
楽曲を購入せずに、サポートのみ（100円～1万円）を行なうことも可能です。
（サポート機能について詳しくはこちら）
●月額ウェブマガジン「ゆるねとパートナーズ」のご購読（クレジット決済または銀行自動引き落とし）
およそ3日に一度配信（月10回）されるウェブマガジン「ゆるねと通信」や、管理人やキャラクターによる動画配信、不定期配信の会員限定記事などをお届けいたします。
金額は月500円～ご自由にお選びいただけます。
決済方法は、PayPalによるクレジット決済または銀行の自動引き落としです。
詳しくは「ゆるねとパートナーズ」のウェブサイトをご覧くださいませ。
|
|
|
