【ブラック企業】「いなげや」で2014年に男性社員が過労死!月80時間以上の時間外労働やサービス残業!さらには2003年にも…

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どんなにゅーす?

・2014年6月に食品スーパー「いなげや」志木柏町店(埼玉県志木市)当時42歳だった男性社員が勤務直後に脳梗塞で死亡、2016年に労災認定を受けていたことが分かった。

・男性社員は月80時間程度の時間外労働の他、サービス残業を行なっていたと見られており、遺族が1億5千万円の損害賠償や再発防止を求めているという。

・さらに、いなげやでは2003年にも20代の男性従業員が過労を原因に自殺、労災認定されていたことが分かっており、今後社会からの批判が多く出てくることが予想される。

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いなげや社員過労死 遺族が実態調査を要求

代理人の弁護士の説明によると「いなげや」の社員だった男性は2014年6月、勤務直後に倒れ脳梗塞で亡くなり、去年6月に過労死として労災認定を受けた。男性は、労災認定の目安となる1か月80時間程度の時間外労働が確認された上、ほかにもサービス残業があったと推定されるという。

【日テレNEWS24 2017.4.17.】

「いなげや」で再び過労死…タイムカードを正確に打刻させず、サービス残業常態化

首都圏を中心とした大手スーパー「いなげや」で3年前に男性社員(当時42歳)が過労死していたことが4月17日、わかった。遺族の代理人弁護士が厚労省記者クラブで会見を開き、明らかにした。同社では2003年にも別店舗の従業員が過労自死しており、労務管理が問われそうだ。

弁護士らによると、この男性は埼玉県内の店舗で一般食品部門のチーフ(非管理職)として勤務。2014年5月下旬、勤務中に体調を崩し、約1週間入院。復帰直後の6月5日、勤務後、駐車場で倒れているところが見つかり、6月21日に亡くなった。脳梗塞(血栓症)だった。

男性の残業は記録上、毎月30時間程度。しかし、さいたま労働基準監督署などの調査で、サービス残業の常態化が明らかになった。さいたま労基署は2016年6月、少なくとも毎月80時間ほどの残業があったことや、不規則なシフト制などが影響したとして、過労死として労災認定した。

~省略~

遺族は代理人を通じて、次のようなコメントを寄せた。

「『いなげやさん』長時間労働を命令したのは誰ですか? まさか死ぬとは思わなかったのですか? またかけがえのない命が奪われないよう過労死は私たちの家族が最後であってほしい」

【livedoorNEWS(弁護士ドットコム) 2017.4.17.】

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いなげやでも2人の従業員が過労死!会社側は「労働環境の改善を進めており、現在は当時と違う」と主張しているものの…

電通の過労自殺が大きな社会問題になりましたが、今度は食品スーパー「いなげや」でも2人の従業員が過労死・労災認定されていたことが分かりました。

2014年の過労死の件については、タイムカードを実際の労働時間よりもかなり短い時間で記録していた(させられていた)ことが判明しており、閉店作業のシートやセキュリティ関連の記録によって、時間外労働の実態が分かったとのことだ。

さらには、実際には明らかになっていない分の時間外労働もかなりあったと見られており、企業の体質として、タイムカードの虚偽申告や過労死ラインを超える労働を強いていた実態が見え隠れしているといえるだろう。

さらには、2003年にも別の店舗で過労自殺があったとのことですので、少なからず、2014年に再び発生した過労死までの10年以上の期間においても、労働環境をほとんど改善していなかった可能性が疑われます。

これも電通のパターンとほとんど同じで、企業の体質として、過労死そのものに対して非常に軽く考えていた可能性が疑われる。
したがって、会社側は「今は3年前の時点とは違う」なんて主張しているものの、果たして本気で改善に取り組んでいたのかどうかは、やや疑わしいといえるだろう。

まさに、日本のブラック企業の恐ろしい実態を示しているといえ、改めて、世界でも稀に見る「現代の奴隷制度」の実態を映し出しているね。

 

これも「氷山の一角」である可能性が大

一企業が尊い人の命を奪うという時点で、重犯罪と同じほどののとんでもない事態ですが、これも氷山の一角である可能性もありますね。

日本の労働環境がこのような現状に至ってしまった理由として、ボクは、労働者側が自らの快適な労働環境を確保するために、経営者側を監視し、問題のある部分を厳しく指摘する姿勢を完全に忘れてしまったことに一つの要因があるのではと考えている。

ついこの前に、若い人達が「最低賃金を1500円に上げよ」と主張するデモを行なったことに対して、ネット上には「わがまま言うな!」「世の中を舐めんなよ!」みたいな批判の声が大量に寄せられていたけど…労働環境に不満やストレスがあろうともひたすら黙って働かされ、その結果、ノイローゼや過労死に至ってしまうようなケースと比べれば、よほどこのようなデモを起こしている人々の方が健全な思考を持っていると思うよ。

こうしたデモに批判の声が殺到すること自体が、今の日本が相当に「異常な環境」であることを表わしており、労働者全体の中で「おかしいと思ったことはしっかりと主張する」という意識をもっと共有していかない限り、いくら法律をもって表面的に規制しようとも、なかなかブラック企業が大きく減っていくことは難しいのではないだろうか?

これは「政治の世界」でも同じことが言えますよね…。
森友問題一つをとっても、世論調査では多くの不満の声が寄せられているにもかかわらず、実際にそれを表立って主張したり、おかしいと思ったことをしっかりと行動に結び付けている日本国民はごくわずかです。

安倍政権とブラック企業の跋扈の実態は、確かにとても良く似ているね。
日本国民が「我慢する」「耐える」「一時的にガス抜きする」という感覚や習慣を様々な媒体から強く植え付けられてしまっているために、権力側から一方的に飼い慣らされてしまう「仕組み」が出来上がってしまっているってことだと思う。

学校のいじめやブラック企業や国政など、どの分野でもそうだけど、自分自身がきちんと自己主張しない限りは、どんどん一方的に搾取されたりこき使われたりして、「強いもの」の利益のためにストレスを強いられるだけなのは自明の理だ。
もっと国民全体で意識の変革を行なって「おかしいことはおかしい」って言える国民性を育てないと、なかなかこの現状を改善するのは難しいような気がするよ。

そういう意味では、ブラック企業も、半ばこの国に「必然的」に生み出されたとも言えるのかもしれません。
やはり、この現状を大きく変えるには、私たち国民が能動的に行動を起こして、ブラック企業の廃絶に向けて団結していくしかなさそうです。

そうだね。
今や「連合」もかつてのものから完全に姿を変えてしまっているようなので、もっと庶民に密着した形での新しい労働組合のようなものを作っていくのがいいのかもしれないね。

ブラック企業などの労働問題は政治にも直結していく話だし、もっと国民が一致団結して、企業や政治にプレッシャーをかけていく”システム”を作っていく必要があるんじゃないかな。

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