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【異常】福島の小児甲状腺がん、新たに10人ががん確定し、疑い含めて計184人に!県検討委員会「被ばくの影響は考えにくい」

【異常】福島の小児甲状腺がん、新たに10人ががん確定し、疑い含めて計184人に!県検討委員会「被ばくの影響は考えにくい」

どんなにゅーす?

・福島県が2016年12月27日に福島の小児甲状腺がんの最新状況を発表し、7月~9月の間に新たに10人に小児甲状腺がんが見つかったことを発表した。

・これにより、がんが確定したのは計145人に、疑いを含めると184人に上る状況になっている。

・この事態に対し、県の検討委員会は「被ばくの影響は考えにくい」とコメントし、チェルノブイリと比べて被ばく線量が少ないと思われることや、チェルノブイリで見られた5歳以下の子供への発症が少ないことをその理由として挙げている。

18歳以下の甲状腺がん、計145人に 福島県検査

福島県は27日、東京電力福島第一原発事故時に18歳以下だった約38万人に対する甲状腺検査で、7~9月に新たに10人ががんと診断され、計145人になったと発表した。

~省略~

9月末現在、がんかがんの疑いがあるとされたのは、6月末時点から9人増の計184人。うち116人は1巡目で、68人は2巡目で見つかり、3巡目ではまだ報告されていない。1巡目では102人が手術を受け101人ががんと確定、1人は良性腫瘍(しゅよう)だった。2巡目では手術を受けた44人でがんが確定した。6月の発表では、事故当時5歳だった1人ががんと診断されたが、新たにがんと診断された10人に5歳以下はいなかった。

県の検討委員会は、被曝の影響が考えにくい理由として、チェルノブイリ原発事故に比べ福島県民の被曝線量が少ないとみられることや、がんが多発した5歳以下にほとんど発生していないことを挙げている。

【朝日新聞 2016.12.27.】

通常の数百倍の発生率、男子の発生率の異常な高さ、これでもいまだに盲目的に「被ばくの影響はない」と言い張るエセ御用学者たち

福島の小児甲状腺がん、たったの3ヶ月間で新たに10人もがんが確定したって…。

いまだに、怪しい御用学者みたいな医者たちが「被ばくの影響ではない」って、まるで壊れたレコードみたいに言い続けてるけど、さすがにどう見ても、色々な詭弁を駆使しても言い逃れできない段階に来ちゃっているんじゃないかしら?

管理人100万人に一人程度という従来の発生率を考えても、福島県の38万人の子供の中でがん確定が145人もいる時点で、完全に異常な状況なのが分かると思うけど(従来のデータを照らし合わせると、福島の子供の人口は1億4千500万人ということに…)、これに加えて注目すべきは、自然発生の場合の「男女比」だ。

自然発生の場合、男子に比べて女子の発生率が5倍程度と高くなっているのに対し、チェルノブイリの小児甲状腺がんの場合、男女の比率の差が大きく縮まっているのが分かっているんだ。

●過去参考記事:【重要】統計学の専門家が、複数のデータを元に「福島の甲状腺がん多発は検査のし過ぎではない」と主張!

上の記事を参照してもらうと分かるけど、福島での甲状腺検査においても男女比が1対1.27という数値が出ており、これを考えても、福島で平常とは違う事態が起こっていることは、素人が考えても分かる

おまけに、今回の検査でも、たったの3ヶ月間で新たに10人ものがん確定が出たわけで、これを「チェルノブイリよりも被ばく量が少なかったように思われるから」なんていう全く非科学的な理由で「被ばくの影響ではない」と言い張る学者たちは、今すぐ医師や学者の肩書きを返上するべきなんじゃないのかな?

 

福島県の検討委員会のメンバーの幹部が自主的に辞任したことも忘れてはならない

管理人これに加えて重要なのは、福島県の検討委員会の重要なポジションにいた人物が少し前(10月末頃)に自主的に辞任したという事実だ。

●過去参考記事:【注目】福島県民健康調査検討委員会の清水一雄部会長が辞任!「”放射線の影響は考えにくい”の主張に疑問を感じる」

上の記事に詳しく書いたけど、福島の検討委員会の部会長だった清水医師は、いまだに検討委員会が「福島原発の放射線の影響ではない」と言い張り続けていることに強い疑問を感じ、「これ以上同じことを言い張り続けるのは、医者としての信念に反する」と判断し、自ら辞任する決断をしたんだ。

これは、単に個人的な願望や権力の意向に盲目的に従うことなく、常に物理的な確率論や科学的な見地で物事を見ていくべきである医師であれば当然の対応であり、言い換えれば、「すでに検討委員会の他の医師たちも薄々感じながらも、いまだに”被ばくではない”と(立場上)言い続けている」ということがいえるだろう。

つまり、いまだに「被ばくの影響はない」と、まるで何かに取り憑かれたかのように言い張り続けているのは、原子力ムラからお金をもらっている連中か、「原子力教」に深く洗脳されているカルト信者かのいずれかということになるだろう。

 

まとめ

あおいちゃんかなり困りssa「みんな薄々感じてきているのに、それでも”被ばくの影響”とは決して言わない」(=「被ばくの影響も考えられるかも」という言葉すらも言えない)って…これって、メチャクチャ恐ろしいことね。
もはや日本は、客観的に物事を論じることも、科学的に見て「正しい」と思ったことを発言することも、そして、色々な可能性を加味して発言することすらも、「一切許してもらえない」っていう世界に変貌しているのね。

これって、完全に戦時中と同じじゃないの!?

管理人まったくあおいちゃんの言う通りだね。

日本は、小泉政権の頃から徐々におかしくなり始め、3.11が起こったその瞬間に、一気に「その世界が180度変貌してしまった」んだよ。

今現在、福島だけでなく、あちこちで当たり前のように飛び交っている、「食べて応援」「風評被害」、そして今回の「被ばくの影響はない」など、全てがそれ以前の社会では考えられなかった異常なキャッチコピーの数々だ。

こういうニュースを改めて見聞きしても、すでに日本は、徹底的な言論弾圧とウソ、世論誘導に満ち溢れた、国民の生命・健康が徹底的に軽視された「戦時中」とそっくりな世界が展開されていることが、痛いほどに感じられるね。

そして、国家権力を無根拠に「妄信」すると、国民はいずれ殺されるのは歴史が証明している。

おまけに、子供の教育問題にも全く予算を注ぎ込まず、少子高齢化問題も貧困問題もほったらかしと、ここまで一般庶民に冷たい国は世界的に見ても珍しいくらいだ。

それだけに、自分の身は自分で守らなければ容赦なく殺されてしまう時代に差し掛かっているし、万一、国やマスメディアを信じたばかりに、深く後悔するような取り返しのつかない事態になったとしても、「自己責任」の一言だけで全てを片付けられ、容赦なく切り捨てられるような、あまりに薄情で冷酷すぎる社会にすでに完全に成り代わってしまっていることを、みんなも是非とも認識するようになってもらえたらと思っているよ。

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