福島原発3号機にロボットが侵入し、溶け落ちた核燃料と見られるデブリを確認!→原子力委員会「低コストで環境に優しい原発を今後も推進」

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どんなにゅーす?

・2017年7月22日、福島第一原発3号機の格納容器内部に最新型のロボットが侵入し、初めて溶け落ちた核燃料と見られるデブリが格納容器の底に堆積している様子が確認された。

・そんな中、国の原子力委員会は「原発は環境に優しく低コストの電源であり、今後も利用を進めていく」との指針を策定し、この先も積極的に原発を推進していく考えを示した。

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福島3号機 “燃料デブリ”厚さ1m堆積

福島第一原発3号機で、22日、調査ロボットが原子炉格納容器の底まで初めて進入し、溶け落ちた核燃料=燃料デブリとみられる物体が1メートルほどの厚さで堆積している様子を捉えた。

22日夜に東京電力が公開した格納容器の底の中央付近を真上から撮影した写真では、燃料デブリとみられるものがゴツゴツとした岩のように堆積している様子が確認できる。

また、周辺部では表面がざらざらした堆積物を確認できるが、これも燃料デブリの可能性があるとみられている。

調査ロボットが格納容器の底まで進入できたのは今回初めてで、堆積物が1メートルほどの厚さで積もっていたという。

【日テレNEWS24 2017.7.23.】

原子力委員会「原発は低コスト利用推進」

かつての「原子力政策大綱」に代わる新たな指針として、国の原子力委員会は20日、今後の原子力政策の「基本的考え方」を取りまとめました。

それによりますと、国や電力会社などは福島第一原発の事故を真摯(しんし)に反省し、事故は必ず起こりうるという認識で安全性の向上に努めることが必要だとしたうえで、原発は排出する二酸化炭素が少なく運転コストが低い電源なので、地球温暖化問題への対応や国民生活への影響を踏まえながら利用を進めると明記しています。

一方、一部の委員や一般から募った意見では、福島第一原発の事故の教訓や高速炉開発を含めた核燃料サイクルの不透明さから、原発の経済性を疑問視する声が寄せられていましたが、20日に取りまとめられた指針には反映されませんでした。

【NHK NEWS WEB 2017.7.20.】

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この国の「狂った現状」を象徴する2つのニュース

福島原発3号機の格納容器内部の一端が、ようやく新たに開発された最新型のロボットで確認されましたが、その一方で、国の原子力委員会は、原発を「環境に優しく低コストの安全な電源」として、今後も積極的に推進していく方針を固めたとのことです。

この二つのニュース、おおよそ同時期に一つの狭い国で起こっている出来事とは思えないような、あまりにも乖離しきった内容だ。
世界は今や、福島原発事故を受けて原発推進だった国々も次々と脱原発に移行している最中だというのに、日本という国が、いかにごく一部の権力者や利権者たちの「私利私欲」のためだけに回っている国なのかが痛感されてしまうね。

確かに、福島原発3号機の内部の様子が分かったのは大きかったかもしれないけど、溶け落ちた燃料を全てキレイに取り出し、全ての廃炉作業を終え、事故の完全収束までに持っていくプロセスの中で、現状、事故から6年たった今でも全体の1%も進んでいないのではないだろうか。
この重い現実をボクたちは常に忘れてはならないし、その中で、原発を「最もクリーンで低コストの電源」と位置づけつつ、今後も積極的に推進していく方針を固めるとは…まさに、この国の「良からぬ未来」を暗示しているかのような展開だ。

この国が原発から容易に抜け出すことが出来ない、麻薬のような「システム」が強固に作られてしまっているのを改めて感じてしまうのと同時に、この国の原子力行政は、現在の安倍政権同様に、全く自らの過ちや失政を反省していない、ということですね。

自己反省や自己批判が出来ない政権や組織は、必ず破綻・破滅するものだし、こうした現在の国の姿を見ていると、いずれ、大きな破壊(リセット)が起こってしまうことを予感せずにはいられない
こうした「人的な災害リスク」に加えて、異常気象や火山の噴火、大地震などの「天災のリスク」も大いにあるだけに、ボクたち国民も何があってもいいように、日頃から備えをしていくのがいいかもしれないね
とにかく、現在の政権や自民党による政治体制が続く限りは、「この国は、いざという時には一切ボクたちを守ってくれない」という意識を日頃から持つことが大事なんじゃないかな。

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