■ゆるねとにゅーすからのお知らせはこちら■

「ヘイトスピーチ」について真剣に考えてみよう!【コラム第12回】

「ヘイトスピーチ」について真剣に考えてみよう!【コラム第12回】

管理人12回目を迎えたコラムだけど、今回は、昨今の日本でも何かと話題になっている「ヘイトスピーチ」について色々考えてみたいと思う。

みんなは、「ヘイトスピーチ」という単語、昔から知っていたかな?

いや・・・私は、恥ずかしながら、ニュースとかでつい最近聞いた言葉だったわ。

みはるちゃん困りssaえっと、わたしも同じくですぅ…。

にゃこちゃん困りssaにゃこも、同じ調子だにゃ~。

管理人いや、むしろ、知らなくって当然なんだよ。
このボクだって、ちょっと前までこんな言葉知らなかったぞ。

つまり、こうして考えてみると分かると思うけど、そもそもこの国には少し昔まで「ヘイトスピーチ」というものが、ほとんど存在してこなかったんだよ。

 

ヘイトスピーチって何?

にゃこちゃん驚きssaそもそも、(なんとなく分かる気もするけど)ヘイトスピーチって一体何だにゃ?

管理人ヘイトスピーチというのは、国籍や民族、宗教、思想、性的指向、障害などに対して、それに該当する人や集団などを侮辱したり差別したり、脅迫したりする行為のことで、こういう行為を単独または集団で行なわれるものを指す。

今では、街頭でのデモだけでなく、インターネットや公共の電波に乗せて発言する場合も、「ヘイトスピーチ」として扱われるようになっているみたいだ。

ヘイトスピーチは一体いつ生み出されたの!?

あおいちゃん驚きssaな、なるほど…。
そ、それじゃあ、ヘイトスピーチって、一体どこでいつ生まれたのかしら?

管理人ヘイトスピーチという言葉自体は、ウィキペディアによると1980年代頃にアメリカにおいて使われるようになり、欧米では以後度々使われてきたみたいだけど、日本にこの言葉が入ってきたのは本当につい最近で、2010年代頃だといわれている

日本語では「憎悪表現」なんていう言葉で訳されたりするけど、つまり、それ以前はこの言葉を使うようなシーンもないほどに、日本ではヘイトスピーチが滅多になかったということかもしれないね。

 

欧米でのヘイトスピーチは結構歴史が古い

みはるちゃん驚きssえ~?結構昔から言葉自体があったのに、日本に浸透したのは本当に最近なんですねえ。
どうりでわたしも知らなかったわけですぅ。

管理人日本は、特に戦後以降は大きな社会問題になることはほとんどなかったけど、欧米でのヘイトスピーチやヘイトクライム(暴力行為を含むもの)は昔から度々問題になってきた

例えば、ドイツで言えば、ヒトラー率いるナチスが台頭していた時代から今まで、ユダヤ人に対するヘイトデモがよく起こっているし、アメリカでも特に一昔前はKKK(クー・クラックス・クラン)などを筆頭とする黒人排斥運動などの強烈なヘイトが盛んに行なわれた。

日本でも、特に戦前には(関東大震災に際した事件など)在日朝鮮人に対する何かしらの差別やヘイトがあったという話も聞くけど、(時代が古いのもあって)詳しい実態はあまり分かっていない。

 

日本にヘイトスピーチが生まれた”わけ”

↓ヘイトスピーチ対策法のきっかけともなったヘイトスピーチの”パイオニア”、在特会。

出典:田中龍作ジャーナル

あおいちゃん怒りssa私もほとんど記憶がないくらいに日本ではヘイトスピーチがなかったけど、こんな日本において、どうして欧米みたいなヘイトスピーチが生み出されちゃったのかしら?

管理人まさしくヘイトスピーチの「生みの親」ともいえるのが、在特会(在日特権を許さない市民の会)だろう。
2000年代前半に誕生したこの組織は、インターネットを中心に支持を広げ、在日韓国人・朝鮮人を嫌悪し、排斥をする主張を繰り返し、この頃を境に、インターネットでも急速に嫌韓や嫌中といった、隣国に対する敵対心を植えつけるような書き込みが増加していった。

政治の時系列で見ると、ちょうどこの頃は圧倒的な勢力を誇った小泉政権の時代で、2ちゃんねるを筆頭としたネット掲示板上には「小泉信者」と呼ばれる自民党の支持者が出現
彼らは嫌韓思想とともに小泉氏などの自民党(清和会系勢力)の賛辞を表明し、さらには核武装や戦争肯定論などの過激な思想を打ち出しながら、これに影響を受ける若者が出現していく状況となった。

ちなみに欧米では、かねてより繰り返されてきたヘイトスピーチを取り締まるべく、今では法律で厳しく禁止されている国も多くあり、一定程度の”表現規制”が組み込まれている状況となっている。

そして日本でも、こんなヘイトスピーチを取り締まる法律がついに出来てしまったわけだけど、そもそもヘイトスピーチがなかった一昔前は、こんな法律は必要なかったんだよ。

つまり、ヘイトスピーチが生み出されたことが、結果として、ボクたちの自由を縛る方向に向かってしまっているってことなんだ。

みはるちゃん驚きss・・・ってことは、わたしたちの自由を縛る世界を作りたいがために、ヘイトスピーチをわざと生み出した…っていう可能性もあるってことでしょうかぁ?

管理人簡単に言えば、そういう疑いもあるってことだね。

 

ヘイトスピーチは、権力者にとっては、色々と美味しい部分が多い

管理人昔から悲惨な戦争が世界中で繰り返されてきたけど、今や戦争というものは、資源の強奪や武器・兵器を作っている人間たちの”金儲け”のために行なわれることがほとんどだ。
でも、戦争を行なうには、命を懸けて相手と戦う一般庶民が不可欠だ。

自ら命を投げ打ってでも、相手と戦う(殺しあう)民衆を作り出すにはどうすればいいか?
それは、人間の持つ「怒り」や「憎しみ」の感情を徹底的に増幅させることなんだ。

それじゃあ、民衆に怒りや憎しみの感情を増幅させるには、どうすればいいのか?
これを追求した結果、”敵役”を作り出し、”愛国心”を盛り上げるマインドコントロール(洗脳)の手法が編み出されたというわけだ。

例えば日本の場合、アメリカからしてみれば、日本が韓国や中国と関係を深めると、自分たちを脅かす大きな脅威になりかねない
そういう意味で、日本人が韓国人や中国人に憎悪の感情を持ってもらうこと(そして韓国人や中国人が反日感情を持つこと)は、アメリカ側からすれば、両国を”同盟国”として、意のままにコントロールする上でも非常に都合がいいんだよ。

あおいちゃんキレ1ssaなっ!?
・・・ってことは、韓国に憎悪を振りまくようなサイトや書き込みも、元はといえば、アメリカ側が仕掛けた可能性もあるっていうの!?

管理人ボクは、その可能性は大だと思っている。
自民党も元はといえばCIAが資金提供して作られた党だから、自民党関係の勢力が小泉政権時にこのような”工作活動”を地下でやり始めたんじゃないかとも疑っているよ。

 

お笑い芸人の水道橋博士の言葉

水道橋博士:「有名人が今やヘイトを言い始めている。ヘイトを批判する声の方が封じられ始めているように感じるが、これはおかしいんじゃないか?」

 

管理人今や芸能人も自由に意見を言えなくなってきている昨今だけど、お笑い芸人の水道橋博士が、ヘイトに関してこんなことを言っていたので紹介しよう。

ヘイトとそうでないものの線引きは非常に難しいけど、確かに、作家などの有名人も韓国や中国、性的なマイノリティなどに対する憎悪表現に近い言葉を発信していることは事実かと思う

有名人の中には、特定の組織から利益を受け取りながら、このような民衆の扇動を行なっている者もいるかもしれないけど、そもそもボクたちは、一体なぜ、この日本に今まで存在しなかったような「ヘイトスピーチ」というものが、今や巷にありふれる事態になったのか?その背後関係や理由を考えてみるのがいいんじゃないかなと思うよ。

 

まとめ

にゃこちゃん怒り心頭ssa管理人さんに色々教えてもらってけど、こんなヘイトスピーチが急に日本で盛んになってきたのも変だし、やっぱりヘイトスピーチは有害すぎるし、この世から消え去るのがいいと思うにゃあ!

管理人人間誰しも、好きな人がいれば嫌いな人もいるし、ついつい嫌いな人の悪口や陰口を叩いてしまう人もいるだろう。
でも、本来そういうことは、ごくごく内輪だけでひっそり行なうものだったし、相手が見ている前で堂々と憎悪を表現する人は、かつての日本ではほとんどいなかった

「人が傷ついたり不快に感じることをしないように」…って、みんな親から教わって育ってきたはずだし、そんな当たり前のモラルやエチケットを守っていれば、ヘイトスピーチなんて存在しないはずだし、それを取り締まる必要だってなかったんだ

日本でこんな風にヘイトスピーチが蔓延するようになってしまったのは、そんな権力側からの危険な「洗脳」にかかってしまう人々が大勢出てきてしまったからに他ならないのではないだろうか。

ヘイトスピーチがどんどん蔓延していくことによって、一体何が生み出されていくのか?
ボクは、国の秩序や倫理観の崩壊、そして、行く果ては”戦争”が待っているものだと思っている。

みんなもこんな「ヘイトスピーチ」について、今一度真剣に色々と考えていってもらえたらと思っているよ。

・・・それでは、今日のコラムはここまで!
みんなおうちに帰ってよろしい~。

あおいちゃん笑いssa今日もとっても勉強になったわ!
どうもありがとう。

みはるちゃんかなり困りssa色々考えさせられましたけど、わたしも勉強になりましたですぅ!

にゃこちゃん驚きssaにゃこはこんな人を不幸にするヘイトスピーチなんて、これからも絶対にやらないにゃ!
管理人さん、今日もためになる話、ありがとうだったにゃ!

================

この記事が「良かった」「共感した」「参考になった」「役に立った」と思ったら、カンパ(ご支援)いただけますと嬉しいです!

(new)クリエイター支援サイト「Ci-en」を通じた支援(クレジット・銀行振込・電子マネー等多くの支払い方法に対応)

100円~50,000円まで、自由に金額を設定しチップを贈ることが出来ます。(Ci-enを通じた詳しい支援の仕方はこちら

↓「Ci-en」を通じた当サイトへのご支援はこちらから↓



「note」を通じての支援(ゆるねとにゅーすイメージソングの購入…価格500円・税込・クレジットまたはモバイル決済)

楽曲の購入とは別に、クリエイターサポート機能を利用することで、100円~1万円までご支援いただけます。
楽曲を購入せずに、サポートのみ(100円~1万円)を行なうことも可能です。
サポート機能について詳しくはこちら




月額ウェブマガジン「ゆるねとパートナーズ」のご購読(クレジット決済または銀行自動引き落とし)



およそ3日に一度配信(月10回)されるウェブマガジン「ゆるねと通信」や、管理人やキャラクターによる動画配信、不定期配信の会員限定記事などをお届けいたします。
金額は月500円~ご自由にお選びいただけます。
決済方法は、PayPalによるクレジット決済または銀行の自動引き落としです。

詳しくは「ゆるねとパートナーズ」のウェブサイトをご覧くださいませ。

サイトの存続と安定的な運営のために、ご支援をよろしくお願いいたします。

ゆるねとコラムカテゴリの最新記事