福島原発2号機の核燃料の行方が「ミューオン」を用いた調査で判明!大部分が格納容器の底に滞留か?

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色々な物質を通り抜ける「ミューオン」という素粒子を使って判明!

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福島第一原発 2号機の底に核燃料の大部分が残留か

東京電力福島第一原子力発電所の事故で核燃料が溶け落ちた2号機について、内部を透視する調査で得られた画像が公表され、核燃料の大部分が原子炉の底の部分に残っている可能性が高いことが分かりました。

【NHK NEWS WEB 2016.7.28.】

管理人あの壮絶な事故以来、なかなか解明されてこなかった福島第一原発の溶けた核燃料の行方だけど、ようやくその一端が解明されたみたいだ。

東京電力は、「ミューオン」という様々な物質を透過する宇宙線(素粒子)を使用して、原子炉内部がどうなっているのかを調査。
その結果、2号機の場合、溶けた核燃料が原子炉の底付近に大量に溜まっていたことを突き止めたとのこと。

その量は160トンにも達すると見られているようで、改めて、溶けた核燃料の量の多さに驚かされるね。

あおいちゃん驚きssa「ミューオン」なんていうもの、初めて聞いたわ。
こんな風に表から見えないものを透視することが出来ちゃうなんて、ちょっとビックリね!

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「ミューオン」とは宇宙線の一種でX線の”兄弟”

管理人みんなもレントゲン検査を一度は受けたことがあるかと思うけど、あれは”X線”という放射性物質を用いて身体の中を透過する検査だ。
X線は電子と金属との衝突によって発生する物質だけど、ミューオンなどの”宇宙線”とは、宇宙から地球に飛んできている物質のことで、なんとその大きさは1ミリメートルの1兆分の1
どちらも様々なものを通り抜けて、中にあるものを透視できる特性があるんだよ。

※参考ページ:宇宙線ってなんだ!?

東電が行なった調査は、この宇宙から地球に常に降り注いでいる「宇宙線」を利用して、原子炉の中を覗いてみる方法で、特殊なミューオンの検出器を用いて、この軌跡を算出。
レントゲンと似たような原理で、原子炉の中の大まかな状況を把握することに成功したということだ。

 

2号機の”様々な謎”はいまだ解明できず

あおいちゃん普通ssaなるほど。なんかちょっと難しい話だけど、宇宙線って、常に私たちの周りに降り注いでいるものなのね。
ってことは、このやり方で他の原子炉の中身を知ることも可能なのかしら?

管理人この方法でどこまで明確に分かるのかは不明だけど、恐らく、同じ方法で他の原子炉の調査も可能なのではないだろうか。

2号機は特に放射性物質の拡散が激しかった原子炉で、この調査結果が本当であれば、原子炉内に多く核燃料が留まっていて、なおかつ海水注入が長時間行なわれていたにもかかわらず、放射性物質の大量放出に至っている、ということになる。

これらの”謎”はまだ解明されておらず、事故の全体像や本格的な把握にはまだまだ時間がかかりそうだ。

また、こんな状況に陥っている原子炉をどのように処理するのかもまだ決まっておらず、東電側は核燃料を取り出す方向で現時点では考えているようだ。
これに対して、石棺などを用いてそのまま完全に封じ込める処理方法を主張する声も多く、東電が一体どのような判断を下すのかも注目されるね。

 

まとめ

あおいちゃん怒りssaつまりは、今回の調査結果は確かに大きな一歩だったものの、いまだに福島原発事故の全容の解明はまだまだスタート地点に立ったばかりということね。

管理人そうだな。
東電も今後ロボットなどを使った調査を本格的に始めると言っているけど、今現在も事故現場から多くの放射性物質が放たれている状態だし、ボクたちは5年以上経った今もなお、福島原発事故は継続しているってことを改めて認識する必要があるといえるだろう。

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