生後5ヶ月の乳児がハチミツで死亡したことが話題に!”自然界最強”の毒を持つ「ボツリヌス菌」って一体なに!?

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こんにちは。ゆるねとにゅーす管理人です。

今回は、生後5ヶ月の乳児がハチミツが原因となって死亡したことで注目を浴びている「ボツリヌス菌」について色々と調べてみたので、これを紹介していこうと思うよ。

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ハチミツで食中毒 生後5か月の乳児が死亡

東京都によると、足立区でジュースにハチミツを混ぜ離乳食として食べた生後5か月の男の赤ちゃんが、ハチミツが原因とみられる食中毒で死亡した。

ハチミツには「ボツリヌス菌」が含まれていて、大人には影響ないが消化器官が未熟な乳児が食べると食中毒を引き起こす恐れがあるという。

【日テレNEWS24 2017.4.7.】

え、えええ!?
は、ハチミツが原因で赤ちゃんが食中毒を起こして亡くなっちゃったのっ?

ハチミツって何となく身体に良さそうなイメージがあったけど…「ボツリヌス菌」っていうのがハチミツに入っているケースがあるなんて、全然知らなかったわ!

にゃにゃ!そもそも「ボツリヌス菌」ってあんまり聞いたことがにゃいけど、一体何なんだにゃ!?

それじゃ早速、ボクも色々と驚かされたボツリヌス菌について、紐解いていくこととしよう

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ボツリヌス菌の特徴その1:主に土の中や海底や湖沼に存在しており、酸素が少ない場所で活性化する

ボツリヌス菌とは、自然界に広く分布している細菌の一つで、ウィキペディアによると、主に土の中や、湖沼、海底などの水中に存在しているもののようだ。

ボツリヌス菌(学名:Clostridium botulinum)は、クロストリジウム属の細菌である。グラム陽性の大桿菌および偏性嫌気性菌。土の中に芽胞の形で広く存在する。菌は毒素の抗原性の違いによりA-Gの7種類の型に分類され、ヒトに対する中毒はA,B,E,F型で起こる。A、B型は芽胞の形で土壌中に分布し、C、E型は海底や湖沼に分布する。

【ウィキペディア(ボツリヌス菌)】

また、「芽胞」と呼ばれる、植物でいう「種」のようなものを形成し、これが低酸素状態の環境に置かれると、発芽・増殖活動を始めるのが大きな特徴で、この活動によって毒素(ボツリヌストキシン)が発生していくとのことだ。東京都福祉保健局

逆に、酸素が十分にある状態だと活動が弱まって、やがて死滅するみたいだけど、芽胞の場合は死なずにそのままじっとしているみたいだね。

え~!?
酸素がない状態になると活動が活発化して、酸素がたっぷりあると活動できなくなっちゃうなんて、私たち人間と真逆の性質を持っているのね!

 

ボツリヌス菌の特徴その2:「自然界最強」の毒素を発生させる

ボツリヌス菌はその名はそこまで知られていないものの、文字通り、自然界最強の毒素を持っているとのこと。

ウィキペディアによると、なんと、0.5キログラムで全世界の人口を死滅させることが出来ると言われており、以前より一部の軍事組織で生物兵器としての研究が行なわれていたとのこと。
(ちなみに、1グラムに換算すると100万人分の致死量に相当し、青酸カリの場合1グラムで5人分の致死量に相当することから比べても、ボツリヌス毒素の凄まじい毒性の強さを実感できるだろう。)

なんと、オウム真理教も、当時サリンと同様にこの菌の研究と生産を行なっていたことが分かっており、実際に散布もしたものの、幸い被害者は出なかったとのことだ。

にゃあ!?たったの0.5キロで全世界の人が死んじゃうのかにゃ!?

こんな凄まじい菌がにゃこたちの身の周りの至る所に存在していたなんて、驚きだにゃっ!!

ほんとよぉ!!
化学兵器じゃなくとも、自然界にあるものでも結構恐ろしい兵器を作り出すことが結構可能なのね!!

炭疽菌も兵器として研究されてきた歴史があるけど、それと並ぶ非常に危険度の高い細菌であることがこれを見てもよく分かるね。

ちなみに、ボツリヌス菌の毒素にやられてしまった場合、主に四肢の麻痺を引き起こし、酷い場合は呼吸筋を麻痺させて死に至ってしまうということだ。

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ボツリヌス菌の特徴その3:密閉された容器や瓶詰め、レトルトなどに入っているケースがある

こういう話をしてしまった後にあんまり話したくないけど、先に「酸素が極端にない環境で活性化する」と紹介したとおり、密閉された真空容器や瓶詰めなどにボツリヌス菌が混入しているケースが多いようだ。

そして、食品の中でもボツリヌス菌が入っているケースが多いのがハチミツみたいで、消費者庁のHPでも注意を呼びかけているほか、東京都のHPでもボツリヌス菌に汚染されている場合がある代表的な食品として、ハチミツを挙げているよ。

 

ボツリヌス菌による食中毒を予防するには!?

真空パックや瓶詰めって、最も衛生的に安全なものかと思っていたけど、実はこんな意外な側面もあったなんて…!

そ、それじゃあ、このボツリヌス菌の毒にやられないようにするにはどうすればいいのかしら??

専門家や東京都のHPにも出ているように、自然界の至る所に存在しているために、ボツリヌス菌を完全にシャットアウトさせることはほぼ不可能だ。

なので、主に専門機関などから告知されている対策を挙げると↓次のようなものになるよ。

●加熱・殺菌処理の行なわれていない真空・密閉包装された食品については、要冷蔵などの表示にしたがって、消費期限内に食べる。

●真空パックが膨張していたり、異臭がしている場合には、ボツリヌス菌が増殖している可能性があるので、絶対に食べない。

●ボツリヌス菌自体は高温で死滅させることが難しいものの、発生させる毒素は高温(80度で30分間・100度で数分以上)で不活化するので、十分に加熱処理をする。

●身体の抵抗力が未発達な1歳未満の乳児には、ハチミツをはじめとした、ボツリヌス菌に汚染されている可能性がありそうな食べ物を与えない。

(詳しくは東京都福祉保健局のHPを参照のこと)

 

現代ではボツリヌス症に罹るケースは極めて稀

最後に、ボツリヌス菌による食中毒のケースを見ると、以前には飯寿司(いずし)、熟寿司(なれずし)などの郷土料理による中毒がしばしば報告されていたものの、現代では食品に関する衛生環境が整ったことで、抵抗力のある大人が中毒するケースは滅多になくなったのが現実だ。

また、今回の乳児の死亡例も全国初だったとのことなので、これらを見る限り、そこまで神経質になることは無いかと思われる。

ただ、より安全度を高めるためにも、上のチェックポイントは守ったほうがいいと思われるし、特に抵抗力が未発達の乳児については気をつけた方がいいかと思うよ。

(ちなみに、なんと現代ではボツリヌス菌の毒素を1000倍にまで薄めた注射が実用化されており、脳卒中麻痺の改善や女性のシワ取りなどの美容施術などに活用されているみたいだよ。)

 

まとめ

な、なるほど…!
最初はかなりビビッちゃったけど、実際には滅多に死亡者が出ていないのなら、そこまで怖がりすぎることはないのかもしれないわね。

でも、出来れば私もより万全を期したいから、今回のこと、色々頭に入れておくようするわねっ!

にゃこもこれからは気をつけるようにするにゃ!

特に赤ちゃんにはハチミツはやめておくのがいいにゃ!

色々な予備知識を持っておくのに越したことはないからね。
より安心安全な食生活を送っていくためにも、こういう菌が身の周りに存在しているという事実も頭に入れておくのがいいんじゃないかな。

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