■ゆるねとにゅーすからのお知らせはこちら■

またしても起こってしまったアイドルの襲撃事件!事件の背景に潜む、昨今のアイドルが抱える「リスク」について考える

またしても起こってしまったアイドルの襲撃事件!事件の背景に潜む、昨今のアイドルが抱える「リスク」について考える

警察に事前に相談していたものの、事件を防げず

15d82f23-s

アイドル冨田真由さんファンに20カ所超刺され重体

警視庁によると、冨田さんは武蔵野市在住で都内の私立大に通学。今月9~19日に、岩埼容疑者の名前を挙げて、「ブログやツイッターに執拗(しつよう)に書き込みをしている」という内容の相談を武蔵野署にしていた。19日の相談で同署は冨田さんから21日にイベントがあることを伝えられ、会場を管轄する小金井署に「110番があったら応じるように」と依頼していた。警視庁は対応に問題がなかったか調査する。

【日刊スポーツ2016.5.21.】

被害者のアイドル、冨田真由さん
5c7d37e1

引用:ゴシップ速報

9d2eb819-s

引用:NEWSまとめもりー

特撮ドラマに出演していたことも

引用:NEWSまとめもりー

犯人の男のツイッター

引用:暇つぶしニュース

こんなツイートも…

 

_1461695595.81599_970ssさて、すでに多くのネットメディアが事件の概要は色々報じているからこの辺にして、この事件の背景について少し考えてみようかと思う。

少し前にもAKBのメンバーが刃物で切られる事件が起きたけど、多かれ少なかれ、アイドル活動をしている女性にとっては、少なからずこういったリスクがあるということを、改めて示した事件になってしまったね。

あおいちゃん怒りssaこの犯人の男、ツイートを見てもちょっとおかしいわ。おかしな妄想や思い込みの激しい奴だったんじゃないの?どっちにしても怖いわ。

_1461695595.81599_970ss恐らくだけど、異常なまでの被害妄想や幻想を見てしまう統合失調症などの精神疾患の可能性もあるかもしれない。うつ病とか統合失調症とか、心の病を持つ人間も増えているし、脱法ハーブなんていう物騒なものも溢れているからね。

みはるちゃんかなり困りssaわたしも、中学生の頃はアイドルに憧れて、事務所に書類を起こったこともあるんですけど、こんなニュースを観たらアイドルなんて怖くてできないですぅ。

_1461695595.81599_970ssボクも昔、まだ駆け出しだったグラビアアイドルの女の子と仕事をしたことがあったんだけど、その時も「ストーカーみたいな人がファンにいる」って相談されて、マネージャーがいない間に警護を任されつつ、一緒にお昼ご飯食べたことがあったよ。その時は「まだほとんど表に出ていないような子にも、コアで危ないファンがいるもんなんだなあ」って思ったものだよ。

あおいちゃん驚きssaええ!?管理人さんって、アイドルの子と知り合いだったの!?しかも相談なんかされちゃって…管理人さんも隅におけないわね!

_1461695595.81599_970ssはっはっは!まあね。それも今や昔の話さ。(ちなみにその子は、やはり色々と大変だったのか、ずっと前に芸能界を辞めてしまったようだ。)

話を戻すと、このような悲劇が起こってしまう背景として、アイドルとファンの距離が近年縮まりつつあるという部分があると思う。
そもそもこうしたファンとの密な交流を売りした先駆けともいえるのが、秋元氏が作ったAKB48とその姉妹グループだ。なんせそのコンセプトが「会いにいけるアイドル」だからね。
さらに、近年のSNSの発達で、アイドルがファンと活字で交流することも何ら珍しいことでもなくなった。やはりこの辺の時代の流れが、このようなアイドルが襲われる事件が度々起こるようになった原因の一つだとボクは思うな。

誰でも手軽にアイドル活動が出来るようになった反面、競争の激しさゆえに過激なファンサービスに走る女性も

みはるちゃん驚きss確かに、昔(モーニング娘。以前)は、インターネットの交流とか、そんなのはほとんどなかったですう!昔のアイドルって、全く違う世界の遠い存在だったんですねぇ。

_1461695595.81599_970ss昔にもアイドルがファンに襲われるって話は無くはなかったけど、昔に比べてアイドルにとっての身の危険度はかなり増してきているとボクは思う。

例えば今は、事務所に所属していない普通の女の子だって、お金が無くてもインターネットやウェブカメラなんかを用意できさえすれば、ブログやSNS、ニコ生なんかを駆使して、アイドル活動やライブ中継だってできてしまう。
つまり、手軽に自分自身を売り物にしてアイドル活動ができるようになった反面、同じようなライバルが大量に出てくるようになって、アイドル界で激しい競争が起こるようになってしまった。
そうなると、より自分が注目されたり人気が出るようにするためには、他の人ができないような色々なアピールをしなければならなくなる。
こうなると必然的に、ファンと密に交流したり、中には性的なサービスを始めたり、過剰なファンサービスに走らざるを得ない状況に繋がっていくんだよ。

あおいちゃん驚きssa確かにそうだわ!アイドルも昔に比べて競争が激しくなったお陰で、自分を安売りし始めちゃう状況(アイドル界のデフレ)が起こってしまうのね。

_1461695595.81599_970ssその通りだ。
そもそも、こういったアイドルの文化って、日本だけに根付いているある意味特殊なものなんだ(最近はこんな日本のアイドル文化がアジアの他の国にも拡がり始めているけどね。)。
これは、お国柄の違いと言えばそれまでだけど、欧米とかの場合、女性を売り物にするような活動に嫌悪感を示す人が多いのか、日本のアイドルみたいな文化ってあんまりないんだよね。

結局、日本のアイドル文化って、「擬似恋愛」みたいなものなんだよ。
多くの良識のあるファンは、節度を持って擬似恋愛を体験しているけど、中には制御がきかなくなったり、深く入れ込んで本気で恋愛をしてしまうファンもいる。
もちろんこういう側面は分かっている上で、事務所や運営側はファンの恋愛感情を巧みに煽りながらビジネス展開しているから、この先何らかの対策を講じない限り、こういうリスクは増し続けていくような気もするな。

もちろん、自営業的にアイドル活動をしている女性は、守ってくれる後ろ盾が無い分、より気をつけたほうがいいと思うよ。

みはるちゃん驚きss確かに私もそう思いますぅ!

 

まとめ

_1461695595.81599_970ss色々な背景や現実を考えると、これはまさに「いずれ起こるべくして起こった事件」と言えそうだ。
今回の件でも露呈されたように、警察は悲劇が起きてから動くのが関の山なので、実際問題ほとんど役に立たない。
もはや、自分の身は自分で守るしか有効な手立ては無く、しっかりとリスク管理を行なう必要がありそうだ。

女性を売り物にしたビジネスのデフレ化が止まらない今の世の中において、この問題は様々な側面から真剣に考えるべき事案なのかもしれない。

================

この記事が「良かった」「共感した」「参考になった」「役に立った」と思ったら、カンパ(ご支援)いただけますと嬉しいです!

(new)クリエイター支援サイト「Ci-en」を通じた支援(クレジット・銀行振込・電子マネー等多くの支払い方法に対応)

100円~50,000円まで、自由に金額を設定しチップを贈ることが出来ます。(Ci-enを通じた詳しい支援の仕方はこちら

↓「Ci-en」を通じた当サイトへのご支援はこちらから↓



「note」を通じての支援(ゆるねとにゅーすイメージソングの購入…価格500円・税込・クレジットまたはモバイル決済)

楽曲の購入とは別に、クリエイターサポート機能を利用することで、100円~1万円までご支援いただけます。
楽曲を購入せずに、サポートのみ(100円~1万円)を行なうことも可能です。
サポート機能について詳しくはこちら




月額ウェブマガジン「ゆるねとパートナーズ」のご購読(クレジット決済または銀行自動引き落とし)



およそ3日に一度配信(月10回)されるウェブマガジン「ゆるねと通信」や、管理人やキャラクターによる動画配信、不定期配信の会員限定記事などをお届けいたします。
金額は月500円~ご自由にお選びいただけます。
決済方法は、PayPalによるクレジット決済または銀行の自動引き落としです。

詳しくは「ゆるねとパートナーズ」のウェブサイトをご覧くださいませ。

サイトの存続と安定的な運営のために、ご支援をよろしくお願いいたします。

日本のにゅーすカテゴリの最新記事